自社サイト運営で押さえておきたい集客方法|短期・長期別方法も紹介

自社サイトを運営しているものの、思ったような成果が得られていないとお悩みの方もいるでしょう。ただサイトを運営しているだけでは、大きな集客を望めません。今回は、基本的なサイトへの集客方法3つと、自社に合った集客方法の選び方について解説します。

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自社サイトに集客する3つの方法

自社サイトへの基本的な集客方法は「検索エンジン」「Web広告」「SNS」の3つです。それぞれの特徴を紹介します。

検索エンジンからの集客

どのようなサイトであっても、検索エンジンからの自然流入は重要な集客手段です。検索結果の上位に表示されるほど流入数が増え、集客力を強化できます。

検索エンジンの検索結果で上位表示されるにはルールがあります。ルールは定期的に見直しが行われているため、常に最新情報に注意しておく必要があります。

Web広告からの集客

検索による自然流入以外にも、Web上に広告を出して集客する方法もあります。Web広告は短期的な集客効果は得られやすいものの費用が発生するため、自社サイトや集客目的に合った広告を出稿することが重要です。Web広告の代表的な5種類について解説します。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索結果ページの上部に表示される広告です。検索したキーワードに関連した広告を表示させる仕組みのため、ニーズの高いユーザーの流入を見込めます。

ただし、リスティング広告は検索ボリュームが多いほど費用が高額になる点に注意が必要です。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリ上の広告枠に表示される広告です。画像で表示されることが多いため、バナー広告とも呼ばれています。リスティング広告とは異なり、ニーズが明らかでない潜在ユーザーへアプローチするのに適した広告です。

動画広告

動画広告は画像ではなく動画を活用した広告で、ディスプレイ広告同様、Webサイトなどの広告枠に掲載されるほか、SNSへの広告配信にも活用されています。短い時間で多くの情報を伝えられ、ユーザーに強いインパクトを残せることが特徴です。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を通じてWebサイトやブログの媒体主にサービスを紹介してもらい、流入や成果が発生した場合に報酬を支払うタイプの広告です。

ASPの利用料金は発生しますが、広告費は成果報酬がベースであるため、高い費用対効果を期待できます。

SNS広告

SNS広告は、InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSのプラットフォーム上に出稿する広告です。自社商品に興味を持つ人はもちろん、SNSに登録されている属性を元にピンポイントな広告配信が可能です。

特に、SNS利用率の高い若年層をターゲットにした商品との相性が良好です。

SNSからの集客

近年では、自社が運用するSNSから自社サイトへ誘導する集客方法も増えています。TwitterやInstagram、YouTube、TikTokなどの利用者が多いSNSは、情報収集としても積極的に利用されているため、多くの集客を期待できるでしょう。

また、SNSからの集客はユーザーの流入にとどまらず、自社についてまったく知らないユーザーにも認知拡大できることがメリットです。SNSではユーザーが口コミを投稿することもあるため、口コミによる集客も期待できます。

SNSで集客するときは、各SNSの特徴やユーザー層に応じた利用が必要です。例えば、拡散力を期待するのであればTwitterを利用する、トレンド性の高い商品の宣伝ならInstagramやTikTokなどを利用すると良いでしょう。

自社サイトへの集客はSEO対策が必須

自社サイトへの集客にはSEO対策が欠かせません。SEO対策には内部対策と外部対策がありますので、それぞれの特徴を解説します。

内部対策

内部対策とは、自社サイト内で行うSEO対策です。費用はほとんど発生しないうえ、着実な効果が期待できるため積極的に行いましょう。

SEOの内部対策の基本的な手法は、コンテンツマーケティングです。コンテンツマーケティングにより、検索エンジンに重要な情報があると判断され、上位表示されやすくなります。

具体的な施策は、サイト内の情報を充実させる、ブログ記事を掲載しSEOに効果的なキーワードを盛り込んだコンテンツを作成するなどです。

あわせてサイトの各ページにtitleタグや見出しタグ、metaタグ、alt属性、リンクなどを効果的に盛り込んで情報を最適化することもSEO対策として欠かせません。適切なサイト構造を設計することで、検索エンジンのクローラーが自社サイト内の情報を正しく受け取ることが可能になります。

外部対策

外部対策とは、自社サイト以外の外部のWebサイトやコンテンツ、SNSなどからの被リンクを増やすことです。ほかのサイトからリンクされることで、コンテンツとしての評価が高まります。

費用を払ってほかのサイトにリンクを張ってもらうことも可能ですが、関連のない被リンクが多くなるとスパム認定されます。検索結果に表示されなくなるといったペナルティを受ける可能性があるため、十分な注意が必要です。

ほかのサイトがリンクしたくなるように充実したコンテンツを作成することや、SNSを活用することが有効な手段となります。

自社サイトに合う集客方法の選び方

集客方法には短期的な方法と中長期的な方法がありますが、自社サイトの状況に合った集客方法を選ぶことが大切です。それぞれ、どのような集客方法が向いているか解説します。

短期的な集客方法

短期的な集客効果を期待する場合には、Web広告による集客が有効です。特にリスティング広告やディスプレイ広告は、すぐに配信を開始できるほか、ターゲットを絞って広告を表示できるため即時的な効果を期待できます。商品の新発売時やキャンペーン実施時など、知名度を上げたい場合にも有効です。

さらに、ディスプレイ広告には自社サイトへの訪問歴があるユーザーに対して配信可能なリターゲティング広告があります。リターゲティング広告を活用すれば、潜在的なニーズをもつ離脱ユーザーに再アプローチして、ユーザーの取りこぼしを防ぐことが可能です。

中長期的な集客方法

中長期的に有効な集客方法として、SEO対策やSNS運用、顧客リストを活用したマーケティングなどが挙げられます。いずれも多くの費用を必要としないため、予算が限られている場合にも有効です。

SNSは写真や動画で、視覚的に商品の魅力を伝えられることが強みです。各SNSのユーザー層に合わせた運用をしていけば、中長期的に集客効果が得られる可能性が高いでしょう。

また、集客では既存ユーザーへのアプローチを行うことも重要です。新規ユーザーの獲得よりも低コストでできるため、顧客リストの活用も積極的に行うべきでしょう。顧客リストの作成には、メルマガ登録やLINE公式アカウント登録、アプリなどが利用されています。現在はスマートフォンの利用者が多いため、LINEやアプリを効果的に活用することが必要です。

まとめ

自社サイトへの集客に有効な方法は、検索エンジン、Web広告、SNSの3つを活用することです。SEO対策を基本に、自社の目的に合った方法を選んで取り組んでいきましょう。

集客力を強化したいなら、流入元となるメディアやSNSアカウントを持つことも有効な手段となります。「M&A-WEB」は、集客に有効な実績を持つWebサイトの売買案件を多数取り扱うプラットフォームです。すでに集客力をもつメディアの購入を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。