アドセンス審査の合格に記事数は関係ない!審査基準とは?

Googleアドセンス審査の合格基準は、年々難しくなってきているといわれています。アドセンス審査に合格するためには、クリアしておくべきポイントがあります。 今回は、Googleアドセンスの審査基準とアドセンスに合格するポイントを解説します。

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「記事数は関係ない」Googleアドセンス審査基準

Googleアドセンスとは自分のサイトにアドセンスのタグを貼ることで、自動でユーザーに対して適切な広告を表示させるサービスです。サイトを収益化するには、アドセンス審査への合格が必須です。

Googleが評価するサイトの審査基準は未公開であり、Googleアドセンスの審査基準も公開されていません。このためサイトの記事数がどれほどあれば合格レベルになるのかなど、明確な審査基準は分かっていません。ここでは合格のために最低限満たすべきだと考えられるポイントを解説します。

【コンテンツ】ポリシーに違反していないか

サイトのコンテンツがGoogleアドセンスのポリシーに外れていないかという点は第一の審査基準となります。アドセンスのコンテンツポリシーやアドセンスプログラムポリシーには以下のようなものがあります。

1.アドセンスポリシーを遵守している

・コピーコンテンツがないこと

・暴力的な内容ではないこと

・法律に違反している内容ではないこと

・アダルト(成人)向けではないこと

2.作為的にクリック数を上げる行為を禁止

 ・ユーザーを広告へ誘導するような表現を使用する

 ・ユーザーに広告を閲覧することに報酬を提供する

 ・広告と見分けがつかないようなデザインやレイアウトである

サイト運営者自身がサイトにクリックし表示回数やクリック数を作為的に上げるような行為は禁止されている

3.ページの読み込み速度などの操作性に問題がないか

4.コンテンツに独自性がありユーザーが魅力を感じるものかどうか

5.更新頻度の高いサイトかどうか

審査合格を目指すなら、自分のサイトがGoogleの提示するポリシーを守っているか、見直してみましょう。

【コンテンツ量】最低10記事・約1000文字が目安

合格基準に記事数が関係するかは不明とはいえ、最低限のラインはあります。目安として10記事、1記事あたり約1,000文字以上は必要だと考えられます。相応の記事数、文字数がないとサイト内のコンテンツが評価できないからです。

文字数だけをかさ増ししたような中身のない記事や日本語がおかしな記事は、評価されにくいといえます。

Googleが評価するのは、ユーザーファーストであることです。サイト内のコンテンツがユーザーのニーズに沿ったものか、ユーザーに価値提供ができているかが問われます。アドセンスに合格するには、ユーザーのためになる高品質な記事が必要です。

【独自ドメイン】ドメインはオリジナルか

アドセンス審査を通過するには、サイトのドメインがオリジナルであることが必須です。企業が提供している無料ブログでは、ドメインがパス形式あるいはサブドメイン形式となります。これらのドメイン形式はアドセンスのアカウント申込みの時点でエラーとなり、登録を先に進めることができません。

初回のアカウント申請時に生じることで、一度アカウントができれば2回目以降は無料のブログでも申請することができます。初回のアドセンス審査通過のために、独自ドメインを取得しましょう。

サイトの運営においても独自ドメインを取得しておくとSEOへの良い影響を見込めるメリットもあります。

Googleアドセンス審査合格の近道!3つのステップ

合格への近道として、3つのステップでアドセンス審査への対策や手順を解説します。

ステップ1. Googleを理解すること

まずは、Googleの見解を理解しておくことが重要です。グーグルが提供している以下の情報をしっかり理解した上で、ユーザーに寄り添ったコンテンツを配信することが合格への近道です。

 プライバシーポリシー

個人情報の取り扱いに関するルール(プライバシーポリシー)をサイトに明記する必要があります。

個人情報の利用目的を提示し、その目的以外に使用しないこと、第三者に開示しないことを記載します。また、Googleが広告を配信する際にcookieを利用することを明記します。

Google検索セントラル(旧Googleウェブマスター)

Google検索セントラルに記載される、サイトの品質に関するガイドラインに沿っていることが大切です。以下のような点を遵守します。

・使いやすく、分かりやすいサイト構築をすること

・隠しリンクや誘導ページを設置しない

・不正なリダイレクトの手法を使わない

ステップ2. 【必須】インデックス登録

アドセンス審査の対象になるページは、「インデックス登録」されているページです。Googleサーチコンソールを利用して、サイト内のどのページがインデックスされているか確認しましょう。

評価して欲しい記事が登録されていない場合には、サーチコンソールで登録申請を行います。また、評価が下がる画像だけのページやエラーページなどは、サーチコンソールで削除申請をしておきましょう。

さらに、サーチコンソールにサイトマップの登録も行いましょう。サイトマップとは、サイト全体の構造を記載しているページです。サイトマップが登録されることで、検索エンジンのクローラーにサイトを見つけてもらいやすくなります。

とくに内部リンクや外部リンクが少ない、サイトの規模が大きい場合などはサイトマップの作成がおすすめです。

ステップ3. 【SEO対策】検索エンジンの最適化を行う

検索エンジンの最適化はどの記事においても重要ですが、アドセンス審査においてはサイトの設計やデザインを最適化する必要があります。

具体的には、サイトに問い合わせフォームやプライバシーポリシーなどを設置しておくことです。サイト運営者への問い合わせ手段を用意しておくことは、ユーザーを安心させるポイントになります。

また、運営者情報の開示も重要です。サイトの発信者がどのような人なのか、ユーザーがわかるように運営者のプロフィールを掲載しておきましょう。

さらに、ユーザーファーストの姿勢が表れていることも大切です。ユーザーのためになる情報が提供されているか(有益性)、オリジナルのコンテンツであるか(独自性)、使いやすく操作しやすいか(利便性)をユーザー目線でどれだけ追求しているか、が重要視されています。

アドセンスの審査期間ってどれくらい?

Googleアドセンスの審査にかかる期間は明確に規定されていませんが、実際にどれほど待つのでしょうか。

アドセンス審査の期間は「1ヶ月」かかる場合も

アドセンス審査に申請後、アドセンスの管理画面にログイン可能です。

管理画面にログインしたら、サイトとアドセンスをリンクさせます。具体的な作業としては、管理画面に提示される広告用のコードを、自分のサイトのHTML内に挿入します。

広告用コードの貼り付けが終わったらサイトとアドセンスのリンクの完了を待ちます。期間が「最大3日」と記載されていて数日で審査が終わる場合もありますが、サイトに問題があった場合などは2週間から〜1ヶ月かかる可能性もあります。

1週間ほど経過しても連絡が来ない場合は、Googleアドセンスの審査用の問い合わせフォームで連絡してみましょう。

最短でアドセンス広告を始めるには「サイトM&A」

審査が厳しいうえに手間がかかるアドセンスですが、実は最短で始める方法があります。

すでにアドセンス審査に合格しているサイトが販売されていることがあります。最短でサイト運営における広告収入を得たいのであれば、収益化されているサイトを購入するのもひとつの手段です。

M&A-WEBは、初心者の方にも安心な丁寧で充実したサポートがあります。収益化されたサイトを購入することで、サイトを作り込んでいく手間や、アドセンス審査への面倒な手続きも不要です。

まとめ

Googleアドセンスの合格には、Googleのユーザーファーストというスタンスを理解してサイトを運営することが大切です。サイトはアドセンスポリシーを守った上で、オリジナリティに富んだ有益な情報が得られるコンテンツを充実させておきましょう。

 視認性向上の観点からh4を追加いたしました。