Amazon出店の解約方法を紹介!解約する前にチェックしておきたいこと

Amazon出店サービスは、出店数も多いため競合が激化しています。売り上げが芳しくないことから、解約を検討している方もいるのではないでしょうか。解約は簡単に行えます。 今回は、Amazonのセラーアカウントを解約するまでの流れや解約前に確認すべき事項を紹介します。

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ほんとに解約してもいい?Amazon出店の解約を決めるときのチェック事項

Amazonのセラーアカウントを解約する際は、あとになって後悔しないためにもチェックするポイントが4つあります。ひとつずつ確認しておきましょう。

データを元に戻せなくても大丈夫?

解約手続きを済ませると、Amazonのセラーアカウントだけではなく販売実績なども消えてしまいます。データを元に戻すのは難しく、サポートセンターに問い合わせても復活させることが厳しいでしょう。

「もう一度やり直したい」と思っても、またゼロからのスタートとなるため、解約前にまた利用する機会がないか考えてみましょう。

休止設定ではだめ?

Amazonのセラーアカウントには、『小口出品』と『大口出品』のプランがあります。小口出品プランで契約している場合は、解約ではなく休止設定にする選択があります。

休止設定では、出店を解約しなくても、取引を停止の状態にしておけます。データが削除されることもありません。小口出品のプランは月額無料で利用できるプランのため、休止設定がデメリットになることもないでしょう。

大口出品のプランで契約していて、すぐに解約しない場合や解約する前にもう少し考えたいという場合は、小口出品のプランに切り替えておきましょう。

大口出品から小口出品への切り替えは、以下の方法で進めます。

1.Amazonセラーセントラル画面の右上にある「設定」→「出品用アカウント情報」をクリックする。

2.「ご利用サービス」メニュー欄の「サービスの管理」をクリックする。

3.「小口出品に変更」リンクをクリックする。

この手順で簡単に切り替えが可能です。ただし、設定後、月が変わるまで切り替えが適用されないので注意しましょう。

未発送の商品はない?

注文を受けているにも関わらず、未出荷状態になっているものがある場合は、解約申請ができません。予約商品の販売を行っている場合も同様です。

解約ができる状態にするには、未発送のものは早急に発送しましょう。また予約商品を販売している場合は、予約の打ち切りか中止連絡を入れましょう。

売上金は残ってない?

商品の支払いが未回収の場合はアカウントの解約は待ちましょう。解約するとセラーアカウントにログインができないため、銀行口座の変更・登録ができません。トラブルで振り込み口座の変更になったり再登録が必要になったりした際に対応できなくなってしまいます。

入金が確認できるまで不安な方は支払いが完了するまで解約を待ちましょう。

Amazon出店の解約申請前の手続きと最終確認

それではAmazonのセラーアカウントを解約までの流れを紹介します。申請前に必要な手続きを解説するのでぜひ参考にしてください。

在庫を回収しておく

配送を自社や個人で行っている場合は、Amazonセラーセントラルの在庫管理画面で、在庫をすべてゼロに設定しておきましょう。在庫をゼロにすると出品、出荷を止められます。

また、FBAサービスを利用している場合は、出品停止を設定したうえで、在庫の返送又は廃棄の申請が必要です。以下の手順 で行いましょう。

1. Amazonセラーセントラルの「在庫管理」をクリックする。

2.ステータスのチェックボックスにチェックを入れる。

3. 「選択中の〇商品の一括変更」のタブをクリックし、「返送/所有権の放棄依頼を作成」を選択する。

4.詳細情報を入力したあと「内容を確定」をクリックする。

この手順で申請すれば、数日後に在庫が返品されるか破棄されます。返品を選んだ場合は、在庫分が戻ってくるため、保管場所の確保もしておきましょう。

最終販売日から90日間待機する

最終販売日が90日以内だとセラーアカウントを解約申請できません。Amazonマーケットプレイス保証申請の期間は90日のため、最後の販売から90日間はアカウントを開けておく必要があるのです。

返品・キャンセルで在庫が復活してないか確認する

先ほども紹介したように、FBAを利用している際は在庫の返送又は廃棄の申請を行う必要がありますが、返品やキャンセルがあった場合には、在庫が復活していることがあります。

最後の商品を販売してから90日経過したあと、申請前にもう一度在庫の確認をしておきましょう。

もし、キャンセルや返品があり在庫が復活していた場合には、もう一度、対象商品の「返送/所有権の放棄依頼を作成」をしなければなりません。

Amazon出店の解約申請方法

解約前の手続きや最終確認が完了したら、いよいよ解約申請です。ここからは、解約申請の手順を紹介します。

1.「アカウントを解約」をクリック

まず、Amazonセラーセントラルの画面右上にある「設定」→「出品用アカウント情報」をクリックしてください。「アカウントの管理」メニューの中に「アカウントを閉じる」メニューがあるので、クリックします。

そうすると、右側に「アカウントの解約」というメニューが表示されます。それをクリックすると「アカウントを解約する」のリンクが表示されるので、同じくクリックします。

2.リクエストを送信してメールを確認

「アカウントを解約する」のリンクをクリックすると、フォームが出てくるので必要な項目を入力して、リクエストを送信します。すぐに、Amazonから確認メールが届くはずなので、メールボックスをチェックしてください。

解約が完了しなかった場合は、メールに解約ができなかった理由と解約するために必要な手順が記載されています。メールに従って、手続きするようにしましょう。解約手続きが正式に完了すると、アカウントへのログインは完全にできなくなります。

Amazon以外で出店を検討するならM&Aの利用

M&Aという言葉を知ってはいるけれど、自分には馴染みがないと思っている人は多いです。しかし、今では個人のみならず、企業の戦略のひとつとしてサイトM&Aが盛んになってきています。

サイトM&Aとは、Webサイトを通してサイトや事業を譲渡したり譲受したりする取引のことです。またサイト売買とも呼ばれています。売り手は個人や企業が運用しているWebサイトやSNSアカウントを売却して資金を調達することが可能です。

一方、買い手側はすでに運営実績のあるサイトやアカウントを運用できるため一定の収益を確保できます。管理や運営方法も譲受するのでノウハウも手に入れられます。

サイトM&Aの対象はアフィリエイトやECサイト、オウンドメディアなど多岐にわたります。取引の種類は豊富なため仲介プラットフォームに登録して取引するケースがほとんどです。

そこでサイトM&Aを検討したなら、ぜひ「M&A-WEB」をご利用ください。「M&A-WEB」は、Webメディア・Webサービスなどを売りたい人と買いたい人をマッチングさせるM&Aプラットフォームです。

個人間の売買だけでなく、個人対企業、企業同士の売買も盛んです。M&Aが初めての方でも、丁寧なサポートと効率的なマッチングで、理想の相手先とのM&Aをサポートいたします。

Amazon以外での出店を検討しているなら、ぜひサイトM&Aもご検討ください。

まとめ

Amazon出店の解約は、正しい手順で行えば、そこまで難しいものではありません。しかし、一度解約してしまっては復元できません。思わぬ損をしてしまわないためにも、紹介した確認事項をチェックしてから解約しましょう。

解約後、Amazon以外のECモールで出店を検討するなら、「M&A-WEB」のサイトM&Aを利用してみてください。はじめの段階で必要な集客の問題を解決できるかもしれません。