語学力がなくても稼げる?!海外アフィリエイトの特徴と収益を上げる方法を紹介

国内でアフィリエイトサイトを運営しているものの、限界を感じてはいないでしょうか。より規模の大きいアフィリエイトに挑戦するなら、国内向けだけでなく、海外までにターゲットを広げる方法もあります。 今回は、海外アフィリエイトにはどのような特徴があるのか、その魅力や始め方、収益を上げる方法まで見ていきましょう。

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海外アフィリエイトが魅力といわれる理由

海外アフィリエイトは、英語など外国語で書いたブログを用意し、外国読者に向けて、海外向けの商品を紹介するアフィリエイトのことです。

一般的な国内アフィリエイトは、日本語で書いたブログを用意し、日本人の読者に向けて日本人向けの商品を紹介します。これらをすべて外国人向けにしたものが海外アフィリエイトです。

海外アフィリエイトは、国内アフィリエイトと違った魅力があるといわれています。これは、大規模な市場と、ジャンルによっては少ない競合で勝負できるためです。それぞれの魅力について詳しく見ていきましょう。

大規模な市場にアプローチできる

総務省統計局によると、2021年の世界の人口は約78億7500万人であるのに対して、日本の人口は約1億2510万人です。世界の人口は日本の人口の60倍以上あり、世界を視野にいれると市場規模が格段に大きくなることがわかります。

出典:「世界の統計2022」(総務省統計局)

世界にはさまざまな言語を話す人がいるため、これらの世界人口のすべての人がターゲットになるわけではありません。しかし、日本国内のみに絞り込むよりも、幅広いターゲットにアプローチできるでしょう。

特定の言語については、母国語でなくても実用的に使用している人が多いものもあるためです。

例えば、英語がその良い例になるでしょう。過去のデータにはなりますが、英語を公用語または準公用語としている国は54ヶ国に上り、その人口は20億人を超えるともいわれています。

出典:「(3)英語を公用語・準公用語等とする国」(文部科学省)

単純に人口で比較すると、英語でブログを作成した場合、日本の15倍以上の市場にアプローチできることになります。

競合が少ない分野で勝負できる

アフィリエイトで重要なのは、競合の存在です。競合が強いと、検索エンジンでなかなか上位にサイトが表示されず成果につながりません。日本のアフィリエイト市場は競合も多く、市場は飽和状態になってしまっているのが難点です。

その点、海外アフィリエイトであれば、まだまだ可能性があります。海外が相手になる分、ジャンルによっては競合が増えますが、市場規模の小さいジャンルもまだ存在するためです。

例えば、日本人が取り組みやすいジャンルで、競合が少ないものに、日本に関連したジャンルがあります。主に日本の観光スポットや食品などです。

海外アフィリエイターも参入しているジャンルにはなりますが、日本のことをよく知っているからこそ、海外アフィリエイターよりもさらに豊富で質の高い情報を提供できる可能性があります。

このような点で、ジャンルによっては海外アフィリエイトで多くのアクセスを集めることができるでしょう。

海外アフィリエイトの始め方

海外アフィリエイトと聞くと、なんだか難しく感じる人もいるのではないでしょうか。海外アフィリエイトを始めるまでの流れは、日本国内のアフィリエイトと基本的には変わりません。

国内でのアフィリエイトについてはこちらの記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
アフィリエイトサイトの作り方とは?初心者向けに徹底解説!

ここでは、国内とは異なる海外アフィリエイトだからこそ押さえておきたい、海外アフィリエイトを開始するためのポイントをふたつ紹介します。

アクセス数の多い地域に適したサーバーをレンタルする

独自ドメインを取得して一からアフィリエイトを始める場合、レンタルサーバーの契約が必要です。

国内向けのアフィリエイトは日本のサーバーを契約するのが一般的ですが、海外アフィリエイトは海外のレンタルサーバーを契約するのが主流になります。サーバーのある場所によって、記事の表示速度が変わるためです。

表示までに時間がかかってしまうと、サイトの離脱も増えてしまうため、どの国の読者が多いか想定して、アクセスが見込める国や地域のレンタルサーバーを契約しましょう

特に、英語でブログを作成する場合、英語を母国語にしている国だけでなく、準公用語にしている国なども含め、世界中からのアクセスが見込まれます。

英語だから英語話者が多い国のサーバーをレンタルするのではなく、英語を日常的に使う人の中でも、どの国の人をメインのターゲットにするか決めてサーバーを決めることが大切です。

税金に関する書類を提出する

海外アフィリエイトを始めると税金関係が複雑になることがあります。

まず、消費税の問題です。海外アフィリエイトについては、サービスが海外で消費されることから、基本的に消費税は発生しません。消費税は国内での消費を想定したものであるため、不課税の扱いになるためです。

しかし、すべてのケースにおいて不課税となるわけではありません。海外読者向けのアフィリエイトであっても、日本国内に支店などがある企業の商品やサービスを紹介すると消費税の課税対象になることがあります。

基本的に不課税と考えて良いものの、場合によっては海外アフィリエイトでも消費税の課税対象になる点に注意しましょう。

また、ここまでの話はあくまで消費税についての取扱いであって、所得税などのそのほかの税金が免除されるわけではありません。海外向けのビジネスであっても、国内に居ながら国内で所得を得ていたりする場合は、日本国内の税金を納める必要があります。

そのうえ、日本国内だけでなく、海外のアフィリエイト先の国でも課税の対象になることがありますので、場合によっては、国内と海外で二重に課税されることも考えられるでしょう。

ただし、二重課税を回避するために、日本と海外の国の両国間において租税条約が締結されていることがあります。例えば、日本とアメリカの日米新租税条約などです。

条約による効力をもって二重課税を回避するためには、日本の納税者であることを証明する必要があります。その証明のためにも、国内における税金に関する書類は忘れず提出するようにしましょう

海外アフィリエイトで収益を上げる方法

海外アフィリエイトを成功させるには、日本国内のアフィリエイトとは異なる部分に力を入れる必要があります。特に注目したいのが、記事の品質とページデザインです。

記事の翻訳を外注する

日本国内の記事を目にしたとき、日本語に違和感の多い記事は避けてしまう人も多いかと思います。同じように、片言な英語など違和感の多い記事は、海外の読者からも避けられてしまいます。

必ずしもネイティブレベルの語学力が必要なわけではありませんが、少なくともわかりやすく、あまり違和感を覚えないような文章に仕上げるようにしましょう。長文でまとめようとするのではなく、一見稚拙に見えても、短くてわかりやすい記事の方が好まれます。

また、日本の商品や観光地を紹介するものなど、ジャンルによっては、高い語学力を求められないものもあります。完璧な仕上がりにこだわらなくても良いでしょう。 

また、自分の語学力に自信がない場合は、ある程度語学力がある人やネイティブに翻訳を外注する方法もあります。自身の語学レベルや選択するジャンルに合わせて、外注も検討してみましょう。

ページデザインをこだわる

特にアメリカなどでは、日本のアフィリエイトとは異なり、文章量が少なくシンプルなデザインのページが好まれる傾向があります。

市場によっては、長い文章の作成に力を入れるのではなく、ページデザインにこだわることも重要です。

まとめ

海外アフィリエイトを一から始めるのもひとつの方法ですが、言語の壁で記事の質を思うように上げられなかったり、収益化になかなかつながらなかったり、ハードルもあります。

海外アフィリエイトを成功に導くには、すでに収益を上げているサイトを購入するのも方法です。株式会社ラグザス・クリエイトのM&A-WEBは、サイトやメディアを買いたい人と売りたい人をマッチングするM&Aプラットフォームです。

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