サイト売却テクニック!サイトを高く売るコツとは

サイト売却テクニック!サイトを高く売るコツとは

どうすればサイトを高く売れるのか?サイト高く売るコツはないの?ということについて、サイト売却を少しでも検討したことがある方なら一度は必ず思ったことがあるのではないでしょうか? 今回はサイト売却時のテクニックとして、サイトを高く売るコツをご紹介します。

この記事は約5分で読み終わります。

そもそもサイト売却とは

そもそもサイト売却とは、独自ドメインで運用しているウェブサイトを他者に売却することを言います。

ウェブサイトを併用したり、ウェブサイト単独でのビジネス規模が大きくなった2005年ころからM&Aカテゴリにて認識され発展してきました。

昨今では企業間だけではなく、個人間や個人と企業間でもサイト売買が行われるようになり、年間件数は年々増加傾向にあります。

サイト売却に関する概要は過去の記事「サイト売買(サイトM&A)とは」でも紹介しています

サイト売却のメリット・デメリット

サイト売却におけるメリット・デメリットを整理します。

サイト売却のメリット

サイト売却のメリットはいろいろありますが、イメージしやすいのは「まとまったお金が手に入る」ということではないでしょうか。

サイトの規模や価値によって価格はまちまちですが、数万円から数億円まで、ウェブサイトがお金に代わるということで、一時は本なども結構出版されました。

もちろんサイトを売却しなくても、アフィリエイトサイトやECサイトなど、そもそもそのサイトがお金を生み出しているサイトも少なくないかと思いますが、「サイトの更新が大変」「GoogleアップデートでPV数が下がった」「本業が忙しい」など、そのサイト運営における手間や労力・維持コストなどをずっとかかえることに不安を感じている人もまた少なくないようです。

つまりサイト売却のメリットはそういいたサイト運営に関する手間やコスト、プレッシャーから解放されたり、複数事業や複数サイトを運営されている方は、注力事業・サイトに時間やコストを集中できるというメリットがあります。

サイト売却のデメリット

サイト売却のデメリットは、「どんなサイトでも売却できるわけではない」という点かと思います。

ページ数が少なすぎたり、サイト開始から間もない状況でサイトの価値が試算できないという場合もありますが、大きなポイントとしては「独自ドメインで運用しているかどうか」が大前提となります。

大手のブログサイト上で記事を書かれている場合、どれだけPV数や購読数が多くても、それらは売却が不可となります。それはその記事やコンテンツが書いた人ではなく、大手のブログ運営会社となるためです。

もちろんそのぶん、ブログを始めた瞬間から読んでもらえる可能性が高かったり、ブログ内コミュニティがありファンがつきやすいなどメリットもありますが、サイト売却という観点だけでいうと、売却できない条件の一番手となってしまいます。

サイトを売ろうと思ってブログを始める人は少ないかと思いますが、これから始めようという人は、検討材料のひとつにしてもいいかもしれませんね。

サイト売却テクニック!サイトを高く売るコツとは

サイト売却のテクニックとなるサイトを高く売るコツとは、一言でいうと「ていねいなサイト」ということになります。

もちろん、PV数が多かったり、収益が高かったりするサイトは高く売れる傾向が強いですが、それはもう当然のこととして、そこまでPV数や収益が大きいわけではないというサイトこそ、高く売れたらいいなと感じている人は多いのではないでしょうか。

そういったサイト売却で高く売るコツが「ていねいなサイト」ということになるのです。

「ていねいなサイト」とは、大きく3つのことがていねいに運営・設計されているサイトとなります。

サイトを高く売るコツ「ていねいなサイト①」トップページ・もしくはコンセプトページがていねいに作られている

「トップページやコンセプトページがていねいに作られている」ということはどういうことかというと、そのサイトが何のサイトなのか定義がはっきりしていて、かつそれをきちんと表現しているサイトとなります。

seo的なタイトルやディスクリプションという話しではなく、人がぱっと見たときにわかりやすいかどうか、おもしろそうなサイトだとおもうかどうかとなります。

これがなぜ大事かというと買主側がそのサイトを理解するのが早くなるためです。PV数や収益が大きくなくとも、そのジャンル・カテゴリを強化したいというニーズにしっかり応えることができれば高く売れる可能性は大幅に上がります

サイトを高く売るコツ「ていねいなサイト②」サイト構造がていねいに設計されている

「サイト構造がていねいに設計されている」とはどういうことかというと、サイトのツリー構造と同線設計がていねいであるということです。

多くの記事や商材を取扱っているサイトでは、意味のあるかたまり単位でカテゴリやジャンルを作成しているかと思います。

それらのカテゴリやジャンルをていねいに作っていたり、見た目的にもサイドバーやグローバルナビゲーションなどでわかりやすくていねいに表現されていると、サイトの更新イメージがわいたり、追加したいジャンル・カテゴリのイメージがわいたりと、買主のサイト購入後の運用イメージを刺激しやすくなるため、これもまたサイトが高く売れる可能性が上がります

サイトを高くうるコツ「ていねいなサイト③」サイト運営方法・実績がていねいに管理されている

「サイト運営・実績がていねいに管理されている」とはどういうことかというと、ワードプレスなら投稿記事や固定ページの管理、静的ページならサーバー上のファイルやHTML内でのコメント等がていねいに管理されていて運用しやすく、またサイト実績についても月単位でていねいにまとめられていて継続運用がしやすい状態であるということです。

これは買主が運用イメージがわきやすいということもありますが、買主から見た売主の人柄などの信頼度が上がりますので、印象がよくなりマイナス要因を減らすことができます。逆に印象が悪いとリスク要因となりえますので注意が必要です。

まとめ

今回は、サイト売却テクニック!サイトを高く売るコツとはという内容を書かせていただきました。

PV数や収益が高いサイトばかりがサイト売買での話題となりやすいですが、PV数や収益がそこまで高くないサイトでもていねいにサイトを作りあげたり、運営することでその価値をわかってもらいやすくなります。

ウェブ上で自由に表現でき運営できるからこそ、売却の為だけでなく、皆さんに見てもらうタイミングからていねいさに気を配りたいですね。