SEOに強いECサイトに!「SEO対策」5つのポイントを紹介!

ECサイトを立ち上げて集客するには、SEO対策が必要です。SEOに強いECサイトなら検索からの流入が多く、売上アップにつながります。ただ、SEO対策はやみくもに行っても、あまり効果が出ません。SEO対策の基本を押さえた上で行うことが大切です。 ここでは、ECサイトのSEOについて解説していきます。

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立ち上げたばかりのECサイトはSEOに弱い

立ち上げたばかりのECサイトは、商品数が限られているでしょう。最初から商品を豊富に取り揃えているECサイトはそう多くありません。

一方で、SEOにおいては商品数の多いECサイトの方が評価されやすい傾向にあります。実際に商品に関するキーワードで検索してみると、Amazonなどの有名サイトが検索結果の大半を占めるでしょう。

そのため、ECサイトを立ち上げたら、少しずつ取り扱う商品の種類を増やしていく必要があります。その上で、効果的なSEO対策に取り組みましょう。

「SEOに強いECサイト」に必要な5つのポイント

ECサイトのSEO対策を行う際には、次の5つのポイントを押さえておく必要があります。

ポイント1.適切なキーワードを選定する

キーワード選定はSEO対策を行う上で基本となる部分です。キーワード選定が間違っていると、ほかのことがうまくできていても、検索で上位に表示されるのは難しくなります。それでは、キーワードの上手な選び方を紹介します。

ロングテールキーワードを選ぶ

ロングテールキーワードというのは、複数の単語を組み合わせたボリュームの少ないキーワードのことです。たとえば「パーカー レディース 黒」などがロングテールキーワードの具体例として挙げられます。

単に「パーカー」をキーワードにすると、ターゲットが広くなるため、購買意欲の高いユーザーか判然としません。これに対してロングテールキーワードなら、レディースの黒いパーカーを求めているユーザーに絞り込めます。したがって、ユーザーの行動喚起も狙えるでしょう。

商品の購入につながるキーワードを選ぶ

類似したキーワードでも、なるべく購入につなげやすいキーワードを選定するようにしましょう。

たとえば、「エアコン 効かない」と「エアコン 値段」はどちらもエアコンの購入につなげるためのキーワードです。しかし、「エアコン 値段」は検討段階と考えられ、成果につながりやすいといえるでしょう。

「エアコン 効かない」の方で検索するユーザーだと、まだ購入意欲は高くないでしょう。エアコンが効かないときの対処方法を調べている情報収集の段階だと考えられます。

ユーザーの悩みや欲求に関するキーワードを選ぶ

悩みや欲求を抱えているユーザーが検索でその解決策を調べることも多いです。それを踏まえて、悩みや欲求に関するキーワードを選ぶ方法もあります。

たとえば、「30代 太った」「国内旅行 行きたい」など、欲求を言語化したキーワードです。その悩みや欲求を解決するためのコンテンツを掲載し、自社の商品やサービスに誘導します。30代向けのダイエット方法や国内旅行行くための準備を紹介するコンテンツが考えられるでしょう。

ただし、人の幸福や健康、金融関連は厳格な評価をされます。そのためにコンテンツを制作する際は専門性や権威性、信頼性の提供が必要です。

ポイント2.タイトルにキーワードを含める

ユーザーが検索結果を閲覧する際、はじめに目が留まる箇所です。そのため、タイトルにはユーザーが利益になる情報を含めましょう。

ただしタイトルが長すぎると検索結果に表示されたときに末尾の部分が省略されていまいます。そのため、なるべく30~32字程度に収めるようにしましょう。

ポイント3.ディスクリプションを見直す

ディスクリプションとは、コンテンツの概要をまとめたテキストのことです。特定のタグを入れると検索結果に表示されます。ユーザーはタイトルだけでなく、ディスクリプションも閲覧してクリックの有無を決めています。

ディスクリプションでユーザーにうまく訴求できていないときには、その内容を見直してみましょう。なるべく簡潔にまとめ、ユーザーにとって有用なキーワードを含めることが重要です。

ポイント4.画像情報を追加する

ECサイトでは、商品紹介のために画像を使用することが多いです。しかし、検索エンジンのクローラーと呼ばれる、検索エンジンが検索順位を決めるための要素では画像の内容を認識することができません。

検索エンジンに画像の内容を理解してもらうには、画像情報を説明するための代替テキストを追加する必要があります。代替テキストを作るときには、キーワードを含めた上で、何の画像なのか分かる内容にしましょう。

また、エラーなどで画像を読み込めないときにも、ここで設定した代替テキストが画像の代わりに表示されます。

サイト全体のSEO対策も忘れずに

ECサイトのSEO対策ではページ内の対策だけでなく、サイト全体の内部対策も必要です。内部対策が疎かだと、ページごとの対策ができていても、十分な効果は得られません。では、サイト全体のSEO対策の方法を紹介します。

スマートフォンで見やすい環境にする

少し前までは、ECサイトのユーザーはPCで利用する人が大半でした。しかし、スマートフォンの普及に伴い、モバイル端末でECサイトを利用する人が増加しています。そのため、ECサイトもスマートフォンなどのモバイル端末で見やすいように作らなければなりません。

検索エンジンの評価においても、モバイルフレンドリーなサイトかどうかが重視されています。SEO対策を行う上で、モバイル対応は必須ともいえるでしょう。

表示速度(ページスピード)を改善する

ページスピードとは、サイトにアクセスしてからページの内容が表示されるまでの時間のことです。ページスピードがあまり遅すぎるとSEOに影響が出てしまう可能性があります。

また、ページスピードが遅いサイトは、ユーザーにとってもストレスに感じることが多いです。クリックしてもページがなかなか表示されないため、離脱してしまうこともあるでしょう。そうなると、せっかく訪問しようとしてくれたユーザーを逃してしまいます。

画像が多いECサイトでは読み込みで表示に時間がかかることもあるため、遅い場合には改善しておくようにしましょう。

SEOに強いサイトの買収もひとつ

SEO対策というのは、実施して効果が出るまでに時間がかかります。期待していたような効果を得られないときもあるでしょう。自社で一からECサイトを立ち上げるのには、何かとリスクが多いです。

そこで、すでにSEO対策が施されているECサイトを買収する方法も検討してみてはいかがでしょうか。

そうすれば、ECサイトの運営ノウハウやシステムなどもそのまま引き継ぐことができます。自社で一からECサイトを立ち上げるよりも、リスクが少なく、スピード感を持って事業を始められるでしょう。

そして、ECサイトの売買はM&A-WEBへお任せください。

M&A-WEBはWebメディア・Webサービスなどを売りたい人と買いたい人をマッチングさせるM&Aプラットフォームです。個人間・個人対企業・企業間などにこだわらず丁寧なサポートと効率的なマッチングで理想の相手先とのM&Aをサポートいたします。

ECサイトの運営を始めるなら、ぜひM&A-WEBにお問い合わせください。

まとめ

ECサイトでSEO対策を行うには、キーワード・タイトル・ディスクリプションなどが重要です。ターゲットを絞り込んだロングテールキーワードで、購買意欲の高いユーザーを狙いましょう。

個別の商品ページのSEOとあわせて、サイト全体のSEO対策も行う必要があります。スマートフォンで見やすいデザインを作り、ページスピードなどにも注意しましょう。

立ち上げたばかりだと、上位表示は難しいですが、SEO対策を続けていくうちに次第に検索順位が上がっていきます。コツコツと続けていくことが大切です。