ブログは集客記事と収益記事が大事!書き方や割合について徹底解説

ブログの収益を伸ばすためには単に記事を増やせば良いと考えがちですが、ただ増やすだけでは収益をアップさせることはできません。成果を出すためには、集客記事と収益記事の目的を理解し、それぞれに合わせた書き方を実践することが必要です。今回は、集客記事と収益記事の役割の違いや、それぞれの書き方のポイントについて解説します。

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ブログ運営で知っておきたい『集客記事』と『収益記事』

ブログで収益を得るための重要な要素である「集客記事」と「収益記事」とは何か、どのようなことを目的としているかについて解説します。

『集客記事』とは?

「集客記事」とは、ブログ運営で重要な集客を目的とした記事です。ブログを読んでもらうために読者が求める情報をリサーチし、読んでもらいやすい内容を書きます。そして、検索エンジンの検索結果で上位表示されるように工夫し、内部リンクを設置することで収益記事へ誘導を図ります。

集客記事は、収益記事と読者をつなげる役目を果たすものといえます。検索から集客記事へ流入する読者が増えれば、収益記事への流入が増えることになり、収益アップが期待できるでしょう。

『収益記事』とは?

「収益記事」とは、読者におすすめの商品やサービスを購入してもらうための記事です。収益化できる商品を紹介して読者をアフィリエイトリンクへ誘導し、収益を発生させることを目的としています。

収益記事で重要となる点は、ブログを読み進める中でその商品やサービスがほしくなるような記事を作成することです。商品やサービスの魅力が伝わり、購入を迷う要因を排除できるように工夫する必要があります。

ファンを増やせる?!集客記事を書くポイント

集客記事は、多くの読者を検索結果からブログに流入させることが目的であり、ブログそのもののファンを増やすことにも有効です。ここでは、集客記事を書くときに気を付けたいポイントを紹介します。

集客できるキーワードの選定

集客記事を書くときは、収益記事と関連性が高く、なおかつ集客しやすいキーワードを選定することが大切です。検索上位を狙うためには、検索ボリュームが大きくても、ライバルが多いキーワードは避けることが望ましいでしょう。

実際に検索して企業が作成した記事が上位を占めるキーワードの場合、個人が集客記事を書いても上位表示は困難です。キーワードをずらしたり、ある程度ニッチなキーワードを狙ったりして上位表示を狙うと良いでしょう。ひとつのキーワードで得られるアクセス数は少なくても、集客記事を増やすことでまとまったアクセス数を期待できるようになります。

また、キーワードの選定には、読者の検索意図を把握することも重要です。検索ボリュームが少ない3個以上のロングテールキーワードでも、収益記事への関連度が高く読者の悩み解決につながると考えられる場合、記事作成を検討する価値があります。

収益記事へスムーズに誘導する

収益記事へスムーズに誘導させるため、集客記事は収益記事と関連性が高い内容にします。

まったく関係のない話題の記事に収益記事へのリンクを張っても不自然になり、読者はリンク先にアクセスしてくれません。そればかりか収益目的であることがあからさまであると、不信感につながり離脱を招いてしまいます。収益記事へ自然に、確実に誘導するという集客記事の目的を忘れずに記事を作成しましょう。

リライトを繰り返す

集客記事は検索上位を目指すことが重要です。検索順位を上げて維持していくには、記事を定期的にリライトする必要があります。記事を更新しないままでは、上位表示されても次第に順位が落ちていくためです。都度、読者のニーズに合う内容や最新情報を追加して内容を充実させていきましょう。

なお、検索エンジンの評価ルールは常に変化します。その変化に対応するためにも、リライトは不可欠です。

収益アップにつながる?!収益記事を書くポイント

続いて、収益記事を書くときのポイントを紹介します。紹介商品を購入してもらえるよう、読者のニーズに寄り添うことが重要です。

収益化しやすいキーワードで書く

収益化しやすいキーワードは、購入意思のある読者をターゲットにできる「口コミ」「評判」「おすすめ」などです。また、商品によっては悩みに関するキーワードも向いています。

しかし、これらのキーワードは、競合が多く上位表示を目指すのは困難です。集客記事からの流入を期待しながら、長期的な視点で上位表示を目指すようにしましょう。

デメリットも隠さず紹介する

読者に購入を促すためには十分な情報を提供することが重要です。商品やサービスの購入を検討するときにネックとなりそうなデメリットを隠すと、記事の信頼性を低下させてしまうため避けましょう。

商品を紹介するときには、デメリットも紹介したうえで、それ以上のメリットを伝えることが効果的です。たとえば、値段がネックになりそうであれば、高価ではあるものの性能が高いといった紹介の仕方をします。デメリットを把握できることで、読者に安心して購入してもらいやすくなるでしょう。

また、デメリットを紹介するときには、比較商品も一緒に紹介するようにしましょう。購入をやめることなく、どちらかの商品を買ってもらえる可能性が高まります。先ほどの例であれば、低価格なものもあわせて紹介することで値段が購入障壁になっている読者のニーズをつかめます。

自身の感想や体験談も書く

収益記事は商品購入を促すことが目的のため、記事の内容は一般的に商品の特徴やメリット・デメリット、評判の紹介となります。性質上どうしても独自性が出しにくく、競合サイトと記事の内容が似てしまうことも多いです。

そこで有効なのが、自身の感想や体験談を紹介することです。競合にはない価値を読者に提供することができ、内容の信憑性も高くなるため購入してもらいやすくなります。自分が読者だったらどのような情報がほしいかを意識して記事の内容に盛り込みましょう。

また、独自性のある内容はSEOの観点でも有利になり、上位表示されやすくなるメリットもあります。

ブログの収益を上げるためのコツ

ブログの収益を上げるには、集客記事と収益記事の役割を理解し、適切に使い分けることがポイントです。

集客記事と収益記事はバランス良く書く

ブログの収益を上げるには、集客記事と収益記事のバランスが重要です。とくに収益記事ばかりのブログは、読者に良い印象を持たれにくくなります。割合の目安は、集客9 :収益1といわれています。ただし、ジャンルや取り扱う商品などによって異なります。

どんなに力を入れた収益記事を書いても、集客記事が少なく読者の流入がなければ意味を成しません。一方、集客記事で集客に成功しても、収益記事への導線がなければ収益は発生しません。

基本的には、多くの読者に記事を読んでもらえなければ収益化にはつながらないため、集客記事が多くなります。

収益記事のまとめ記事を作成する

まとめ記事とは、「おすすめの○○まとめ」や「女性におすすめの○○10選」などのたくさんの商品をまとめた記事のことです。

まとめ記事は集客効果も期待できるうえ、別の収益記事への内部リンクも張りやすく、効率的に読者を収益記事へ誘導できます。読者にとっては、リンク先でさらに詳細な情報が得られることがメリットとなり、購入意欲が高まるでしょう。

まとめ記事は競争率が高いため上位表示を目指すことは難しいものの、収益率を上げるためには有効な手段です。

まとめ

ブログで収益を得るには、集客記事と収益記事の使い分けが重要です。収益記事を軸にして、集客を目的とした記事を作成してブログへの流入数を増やしましょう。また、収益記事にはデメリットや自身の体験も盛り込むと、読者の購入行動へとつながりやすくなります。

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