サイト売却の相場は?

サイト売却の相場は?サイト種類別の相場を大公開!

サイトを売却しようかどうか悩んだら、まずは気になるのが「サイトはいくらで売れるの?」「どうやって価格は決まるの?」ということではないでしょうか? 今回はサイト売却の相場についてご説明します。

この記事は約5分で読み終わります。

売却対象のウェブサイトにはどのような種類があるの?

ウェブサイトにはいろいろな種類のタイプのサイトがあります。

アフィリエイトサイトやアドセンスサイト、ポータルサイト、ECサイトというように目的や用途によってタイプがわかれます。

アフィリエイトサイトとは

アフィリエイトサイトとは、ユーザーにサイトやブログ内で商品やサービスの広告を掲載し、ユーザーがその広告をクリックし、広告主のサイトで商品購入や会員登録などをした際に、その成果に対して報酬が支払われることで収益を得ているサイトです。

現在、アフィリエイターと呼ばれるサイト運営者が、様々なジャンルの記事をwebサイトでアップし、サイト売却においても一番案件数が多い種類となります。

アドセンスサイトとは

アドセンスサイトとは、アフリエイトサイトとほぼ同義となりますが、主にGoogleアドセンスといったクリック課金型の広告にて収益を得ているサイトとなります。

サイト売却においては、サイト運営者が変更になる際にGoogleアドセンスの審査を通過するかどうかのリスクがアフィリエイトサイトよりも高いため、アドセンスのみで収益を得ているサイトについては売却相場に多少の影響があるといわれています。

ポータルサイトとは

ポータルサイトとは、主に集客を目的として作らているサイトのことを言い、web上の多くの情報から整理され、必要としている情報が検索しやすいというメリットがあります。

またそのジャンルや情報の整理方法により、総合型ポータルサイトや検索型ポータルサイト、目的型ポータルサイト、ブログ型ポータルサイトとさらに詳細に区分されることもあります。

ECサイトとは

ECサイトとは、インターネット上で商品やサービスを販売するWebサイトのことを言い、ネットショップとも呼ばれます。

実際に商品やサービスを販売する機能が必要とされるため、それらの機能・システムがどのようにつくられているのか、決済方法はどのようになっているのかなどサイトやサービスの仕組みによって大きく相場が変わるといわれています。

サイト売却の相場とは?

サイト売却の価格は、個々のウェブサイトの種類や集客実績・収益やリスクなど複合的に判断されるため、正解というものはありません。

しかしながらサイト売却の価格の目安として一般的に認識されている相場があります。

アフィリエイトサイト・アドセンスサイトの売却相場

集客方法や収益方法で大きく差異がでますが、月間収益の5ヵ月~24ヵ月分が相場となります。

またジャンル特性やメルマガやSNSの運用状況によっても相場は前後します。

ポータルサイトの売却相場

サイトの機能やシステムによっても差異がでますが、月間収益の12ヵ月~60ヵ月分が相場となります。

構築するために時間も費用もかかることが多く、集客や収益化ができている場合には高い相場がつきやすい傾向にあります。

ECサイトの売却相場

関連費用(人件費や広告費、原価など)によって大きく差異がでますが、月間収益の6ヵ月~24ヵ月分が相場となります。

また会員数やその会員の質、取り扱いの商材やサービスによっても相場は大きく前後します。

サイトの相場を決めるポイントとは?

サイトの相場を決めるポイントとは、やはりその後のサイトの可能性や期待値が高く持てるかどうかという点となります。

つまりはサイトの集客力や収益力に結び付くポイントがどうなっているかがサイトの相場を決めるポイントとなりやすいです。

サイトの相場を決めるポイント『集客力』

サイトの集客力を測るうえで最もメジャーなのが自然流入数(SEO流入数)となります。

またそれを評価するポイントとして、自演リンクが無く、検索エンジンからペナルティーを受けるようなことを一切していない(いわゆるホワイトハット)サイトなのか、

それらを受けていたりするブラックハット(もしくはグレー)サイトなのかもポイントとなってきます。

また一般的に1年未満の運営のサイトやPV数が右肩下がりのサイトは、リスクが高いと判断されることが多くなります。

自然流入以外でもメルマガやSNSなどの運用を実施しており会員やフォロワーが多くついており、有効な会員数が多い場合などにはプラスの評価がつく場合もあります。

逆にサイトの集客数が多くても、それらが広告経由での流入などの場合には、あまり評価されない傾向にあります。

サイトの相場を決めるポイント『収益力』

サイトの収益力を測る際には、売上と関連コストに分けて測られることが多くなります。

売上はアフィリエイトでの確定売上値やECサイトでの商品の販売額がそれにあたります。

また売上の金額だけではなく、売上にいたるまでの過程(集客数と売上数の割合など)も評価対象となる場合があります。

関連コストについては、システム利用料やwebライティング費用、商品の仕入原価がそれにあたります。

どこまでを関連コストにいれるかが難しい部分もありますが、かかっている費用を申告しなかった場合などは、譲渡途中や譲渡後に契約不履行などの問題となるケースもありますので、悩む場合には申告するようにしたほうが良いです。

サイトの相場を決めるポイント『売主の信頼性』

サイトの集客力やサイトの収益力などで価格の妥当性を検証することも重要ですが、価格以上に大切なことがあります。

それは”売主は信頼できそうな人物か?”という点です。

どのようなサービスもそうですが、サイト売買においても信頼がなによりも大事なものになります。

まずはご自身のサイトをしっかり把握し、意図しない虚偽申請をしないようこころがけましょう。

まとめ

サイトの相場を決めるポイントは、「サイトの集客力」、「サイトの収益力」そして何より信頼関係が大事となります。

またそれらの情報をまとめたり、検証したりするためサイト売却の手続きは長くなることが多く、その間に集客や収益に変化があり、売却価格に影響を与えることも多々あります。

サイトの買取サービスではそういった手間が少なく、期間も短くなるため、サイト売却におけるリスクを軽減したい場合にはお勧めです。