Webメディアのマネタイズとは
Webメディアのマネタイズとは、Webメディアの運営を通して収益を上げることです。
企業や個人を問わず、Webメディアはうまく活用すれば収益化につなげることができます。
どうすればメディアから収益を上げることができるのか、詳しく見ていきましょう。
Webメディアのマネタイズ方法9選！
ここでは、Webメディアの主なマネタイズ手法について紹介します。
アフィリエイト
アフィリエイトとは「成果報酬型」の広告を指します。
自分のWebサイトに広告を掲載し、他社商品を紹介するアフィリエイト広告をクリックしたユーザーが商品やサービスを購入すると、収益を得られる仕組みです。アフェリエイト広告を始めるには、ASP（アフィリエイト・サービス・プロバイダ）に登録します。
ユーザーのニーズにあったサイトであれば成約率が高くなるので、広告を掲載してすぐに収益を得られる可能性もあります。企業に限らず、個人でも初心者でも取り入れやすい手法です。
純広告
純広告とは、Webメディア内にバナー広告やテキスト広告、動画広告などを掲載して、広告料を得るものです。
広告料は、幅広い価格帯が存在しているのが特徴です。Webメディアの持つ集客力や価値によって、広告の金額は決まります。さらに設置場所や設置スペースの大きさ、掲載期間などに応じて金額が変わってきます。
ネイティブ広告
ネイティブ広告とは、Webメディア内のコンテンツの一部として広告を掲載するものです。
一見、広告とは異なる形式をしているので、広告を不快に感じる方にも読んでもらいやすい傾向があります。
通常のコンテンツではないことを示すために、「広告」「PR」などの文字を記事に入れることで、悪質な誘導と区別されるようにしています。
アドネットワーク
広告を置くマネタイズの手法には、アドネットワーク業者と契約し、Webメディア内に広告の場所を設定する方法があります。アドネットワーク業者で代表的なのは、Google AdSenseです。
広告枠を設置しておくと、ユーザーにとって最適な広告が自動で表示され、表示回数やクリック数などに応じて収益を得られる仕組みです。
メジャーな広告収益の方法ですが、アドネットワークではメディア運営側は広告単価をコントロールできないため、収益性はあまり高いとはいえません。また、表示される広告はメディアの方向性に合わない場合もあります。
自社商品・サービスの販売
Webメディア内で、自社の商品やサービスを販売する方法です。
自社メディア内に商品を紹介するコンテンツを作成して、販売ページに誘導し、購入を促します。
売上を上げていくには、いかに商品が魅力的なのかをユーザーに伝えていく必要があります。コンテンツにはライティングスキルやデザイン性、見やすさなどを考慮して制作するようにしましょう。
コンテンツ販売
デジタルコンテンツ販売とは、コンテンツ自体を有料にする、あるいは有益なコンテンツを有料にして課金するものです。有益なコンテンツになるものとしては、セミナー動画や記事、資料などがあります。
デジタルコンテンツの販売は在庫を持たないため、在庫管理する必要もなく、返品対応も発生しません。また、一度コンテンツを作成しておくと、ほぼ経費はかからず販売するごとに利益が増えていくので、収益性が高くなる傾向があります。
ただしコンテンツを販売するには、有料でも買いたいと思わせる必要があります。そのため、独自性のある情報を取り入れたり、専門家から監修してもらって権威性を高めたりすることで、ユーザーから信頼を獲得することができ、購入につなげられるでしょう。
サブスクリプション
サブスクリプションとは、サービスや商品を一定期間契約してもらう方法のことです。動画配信・音楽配信サービスや洋服レンタルサービスなど、さまざまな業界でサブスクリプションサービスが取り入れられています。
Webメディアにおけるサブスクリプションサービスは、有料メルマガの配信や有料会員限定のコンテンツ配信などが挙げられます。
サブスクリプションサービスは、いかにユーザーに継続利用してもらえるかが収益を上げるポイントです。利用者の行動分析をしてサービス改善につなげ、ニーズに対応していくことが大切です。
マッチングサービス
マッチングサービスとは、ユーザーとサービスや商品などを引き合わせるサービスのことです。働きたい人と企業、モノを売りたい人と買いたい人などをつないでいく役割をします。
主なマッチングサービスとして、飲食店を探すグルメ系のサイトや、人材派遣サービスのサイト、宿泊先を探すトラベル系のサイトなどがあります。
マッチングサービスの運営者は仲介を行う代わりに、サービスの利用料や仲介料、オプション料金で収益を得るという仕組みです。
メディア売却
メディア売却とは、Webサイトやアプリを売却して収益を得る方法です。アクセス数の多く収益が大きなサイトは高額で売却できます。
初めから売却して利益を得ることを目的として、サイトを作成している場合もあります。
希望額で売却できるとは限らないものの、購入したいと思わせる魅力的なコンテンツを出してサイトを育てていくことで、Webメディアやアプリの価値を高めることが可能です。
Webメディアでマネタイズするときのポイント
Webメディアを収益化するための方法について説明してきました。ここではWebメディアのマネタイズのポイントを2つ紹介します。
質の高いコンテンツを提供してファンを獲得する
質の高いコンテンツを提供することで、メディアのファンを獲得することができます。その結果、PV数が増え、収益を上げやすくなるでしょう。
良質なコンテンツは、ユーザーにとって有益な情報が詰まっています。独自性のないコンテンツではファンになってもらえず、ユーザーが離れてしまいかねません。
また、SEO対策をすることも大切です。SEOとは、検索エンジンでメディアが上位表示するよう最適化することを指します。
検索エンジンからメディアを見つけてもらえるように、ターゲット層に合わせたキーワードを選定したり、利便性の高いサイトを作ったりするように取り組みましょう。
回遊できるサイトを作成する
訪れるユーザーが、サイトの中を回遊してたくさんのページを見てもらえるように工夫しておくことも大切です。
せっかくPV数が増えて訪問するユーザー数が増えても、すぐに離脱してしまう状態が続くと、期待していたような成果が得られません。
サイト内の回遊率を高めれば、ユーザーをメディア内に引き留められます。そのためには内部リンクを設定して、関連した記事や自社商品の詳しい紹介ページを見てもらいやすくしておくと効果的です。自然な流れで他のコンテンツに移れるようにしておきましょう。
また、マネタイズを目指してサイト作成をするときには、すでに収益性の高いサイトを購入するという方法もあります。
M&A-WEBは、すでに収益化しているサイトの売買のマッチングが行えるサイトです。初心者の方にも安心な丁寧で充実したサポートがあり、安心してWebメディアのマネタイズに取り組むことができます。
気になる方は、ぜひお問い合わせください。
まとめ
Webメディアが収益化できれば、企業なら売上を、個人なら収入を確保することが可能です。まずはメディアを充実させて魅力的なコンテンツを提供することが成功へのカギを握ります。
紹介した方法を参考に、自分のサイトに合ったマネタイズ方法に挑戦してみましょう。
マネタイズの手法について、広告に関する手法をまとめて先に紹介したほうが、統一感があると思われるため、企画案とは構成を変えています。