アフィリエイトでは検索キーワードが重要！
アフィリエイトサイトのアクセスの大半は、検索エンジンからの流入です。そのため、まずはターゲットとしている読者がどんなキーワードで検索するのか、把握しておきましょう。
キーワードの方向性が見えてくると、検索者のニーズや悩みなども明確になります。検索者の悩みを解決する記事を作ることで、上位表示されやすくなります。
上位表示されるまでの期間や稼ぐ上での難易度も、キーワードによる差が大きいです。競合サイトが多いキーワードだとなかなか上位表示されません。逆に、競合が少ないキーワードなら、比較的簡単に上位表示することもあります。
そのため、初心者が収益化を目指すにあたって、キーワード選定はかなり重要です。
アフィリエイトにおけるキーワードの種類
アフィリエイトにおいて、キーワードは主に次の3種類に分類できます。
ビッグキーワード
ビッグキーワードとは、1語のキーワードで1ヶ月の検索ボリュームが1万回以上のものを指します。非常に多くのユーザーに検索されているため、上位表示すればかなりのアクセス数が見込めます。
しかし、ボリュームが大きい分、それだけ競合サイトの数も多いため、上位表示されるのは非常に難しいです。企業のサイトであっても、上位表示していないことは珍しくありません。また、1語だけではユーザーのニーズが見えづらいこともあります。
ミドルキーワード
ミドルキーワードとは、2語キーワードで検索ボリュームが1,000～1万程度のもののことです。それなりに競合サイトはありますが、ビッグキーワードほど多くはありません。
2語くらいだと、ユーザーのニーズも比較的はっきりしており、狙いやすいキーワードです。難易度は中級者向けといえます。初心者にとってはまだ難しいため、軌道に乗ってきてから狙うのがおすすめです。
スモールキーワード
スモールキーワードは、検索ボリュームが1,000以下と少なめのもののことです。ロングテールキーワードと呼ばれることもあります。主にニッチなキーワードが中心です。
需要は少なめですが、ライバルも少ないため上位表示されやすく、初心者向けといえます。収益化を目指すなら、まずはスモールキーワードから狙っていきましょう。
アフィリエイトのキーワードを選定する3つのステップ
アフィリエイトでキーワードを選定する際の手順について見ていきましょう。
1.キーワードをピックアップする
最初にブログのテーマに関連するメインのキーワードを選びます。ここで選ぶキーワードは、ビッグキーワードで問題ありません。
それとあわせて、メインキーワードに関連するキーワードもピックアップしていきましょう。ここでは、ミドルキーワードやスモールキーワードになりそうなものを挙げていきます。
2.検索ボリュームを調べる
ピックアップしたキーワードの月間検索ボリュームをチェックしてみましょう。検索ボリュームを見ることで、需要があるかないかが分かります。
そして、検索ボリュームがあまり多くないキーワードの中から、記事に使えそうなものを選んでいきましょう。ユーザーの悩みやニーズなどがすぐ分かるようなキーワードだと、記事にしやすいです。
3.競合をチェックする
記事に使えそうなキーワードで実際に検索をしてみて、どんなサイトが上位表示されているのかチェックしてみましょう。サイトのタイトルにキーワードが左側に盛り込まれているかどうかなどを中心に見ていきます。
SEOの観点で見ると、狙っているキーワードがタイトルの左側に入っているサイトは、SEOに強いことが考えられます。一方、左側に入っていなかったり、キーワード自体がタイトルに含まれていなかったりするサイトばかりが上位表示している場合は、参入する余地があるキーワードだと判断できます。
また、大手企業のサイト・ECサイト・公的機関・医療機関などのサイトが上位に表示されているキーワードは除外しましょう。そのような顔ぶれの中で上位表示させるのは非常に難しいです。
逆に、無料ブログを利用して作成しているサイトが上位表示されていれば、参入できる余地があります。参入できそうなキーワードが見つかったら、上位サイトのドメインの強さも調べておきましょう。
キーワードを探すのに便利なツール一覧
キーワードを探す際には、思いつきで探すのではなく、ツールを使って探すのがおすすめです。では、キーワードを探すときに使用する代表的なツールを紹介していきます。
Googleトレンド
Googleトレンドは年月日ごとに、検索キーワードの人気の動向を調べることができるツールです。GoogleニュースやYouTubeなどで急上昇しているキーワードなども、Googleトレンドを使えば分かります。
グラフで人気の上がり下がりを表示できるのも特徴です。現在需要があるかどうかだけでなく、過去との比較もできます。
ウーバーサジェスト
ウーバーサジェストは月額1,000円で利用できる有料ツールです。キーワードを入れて検索すると、検索ボリューム・SEO難易度・サジェストキーワード・関連語の4項目を一度に確認できます。
無料のツールと比べて、詳細な情報を確認できるため、アフィリエイトで収益化を目指すなら、利用してみることをおすすめします。
関連キーワード取得ツール
関連キーワード取得ツールは、キーワードの選定とニーズの調査を同時に行えるツールです。キーワードを入れて検索すると、Googleサジェストと需要の高いキーワードが一覧になって表示されます。
ただし、関連キーワード取得ツールでは、検索ボリュームは表示されません。そのため、検索ボリュームを調べられるほかのツールと併用する必要があります。
キーワードプランナー
キーワードプランナーは、本来はGoogleでリスティング広告を出稿するときに使用するためのツールです。しかし、アカウントがあれば実際にリスティング広告を出稿しなくても利用できます。
そのため、アフィリエイトを行う人にとっては、キーワードの検索ボリュームを調べる定番のツールです。
キーワードプランナーでキーワードを調べてみることで、競合の強さや広告の入札単価などが分かります。それにより、キーワードの難易度を把握することができます。
キーワードを探すときの3つのポイント！
アフィリエイトでキーワードを探すときのポイントについて見ていきましょう。
スモールキーワードを狙う
初心者のうちは、競合サイトが少ないスモールキーワードを狙うのが基本です。スモールキーワードなら、少ない記事数や文字数でもアクセス数を稼ぎやすい傾向にあります。
最初からミドルキーワードやビッグキーワードを狙おうとせず、スモールキーワードで少しずつ記事を作り、着実にアクセス数を増やしていきましょう。
購買意欲の高いキーワードを選ぶ
アフィリエイトでは単にアクセス数を増やすだけでなく、購買意欲の高いユーザーのアクセスを集めることが大事です。サイトを閲覧するユーザーの購買意欲が高くなければ、アクセス数は増えても報酬に結びつきません。
なるべくアフィリエイト商材と関連の高いキーワードを選ぶのがおすすめです。たとえば、「使い方」や「評判」などと商材名を組み合わせた複合キーワードが効果的です。購入を検討しているユーザーを狙えます。
検索意図をはっきりさせる
選定したキーワードで検索をするユーザーの意図を明確にしましょう。ユーザーが何を求めて、どんなことを知りたくて検索しているのかイメージしてみることが大事です。
そうすることで、ユーザーの求めるものや疑問への回答などを記事内で提示できます。ユーザーへの回答のひとつとして、商材の購入を勧めることで、報酬につなげられるでしょう。
まとめ
アフィリエイトのキーワード探しは、キーワードプランナーやウーバーサジェストなどのツールを使って行います。キーワードをピックアップしてから検索ボリュームを調べ、競合をチェックするのが基本的な手順です。
初心者のうちはスモールキーワードでニッチな分野を狙い、軌道に乗ってきたら徐々にミドルキーワードへシフトしていきましょう。
そして、早い段階からサイトで収益化を目指すなら、サイトを購入するのもひとつの方法です。M&A-WEBでは、WebサイトやWebサービスの売買の仲介を行っています。個人でも企業でも利用可能です。
アフィリエイトサイトも多く取り扱っていますので、サイトの購入を検討しているなら、ぜひM&A-WEBをご利用ください。