Instagramのアカウント購入はNG?メリット・デメリットと注意点を紹介

Instagramのアカウントを販売しているサイトなどもありますが、安易に購入するのではなく、事前に注意事項やデメリットの面も把握しておかなければなりません。 そこで今回は、Instagramのアカウント購入の可否や、アカウントを購入するメリット、デメリットと購入時の注意点やポイントを紹介します。

この記事は約7分で読み終わります。

Instagramのアカウントは購入できる?

そもそも、Instagramのアカウントを購入することはできるのでしょうか?アカウントの取り扱いについて解説します。

「個人」または「仲介サイト」で購入できる

Instagramのアカウントは、ヤフオクやM&Aプラットフォームなどの仲介サイトで取引されています。

個人で販売している人もいますが、事業用として販売するケースがあるのも特徴です。また、アカウントだけでなく、フォロワーのみを販売している専門サイトもあるため、購入すること自体は可能となっています。

規約では販売および購入は禁止されている

Instagramの公式規約ではアカウントの譲渡や売買が禁止されています。同様に、フォロワーのみを購入することも禁止されており、規約に違反しているとアカウントが凍結される可能性があるため注意が必要です。

また、規約で禁止されている中でも売買されている現状があることから、今後さらに規約で譲渡や売買に関する制限が厳しくなることも考えられます。では、そのような中でなぜInstagramのアカウント売買は行われているのでしょうか。

次の項目ではアカウント購入のメリットを紹介しています。

Instagramのアカウント購入のメリット

Instagramのアカウント売買が行われているのは、アカウントを購入することにメリットがあるからだと推察されます。具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここからは、Instagramのアカウントを購入することで得られるメリットとして、一般的に指摘されているポイントについて紹介します。

効率よくInstagram運用を始められる

Instagramのアカウントを購入すると、購入したアカウントにいるフォロワーがそのまま引き継がれることになるため、効率良く運用が始められるといわれています。

フォロワーを獲得するには時間と努力が必要になることから、信用を得るための時間ロスを減らせるためです。

ある程度フォロワーが最初からいるアカウントを購入することで、フォロワーを獲得するまでにかかる時間を待つことなく運用を開始できるメリットがあると考えられます。

視覚的効果が高い

フォロワー数が多いアカウントは、視覚的にも人気アカウントのように見えます。一見、そのアカウントが信頼できるかを判断する基準のひとつにもなっているようです。

また、フォロワー数の多いアカウントから発信した情報は、「信頼度が高い」と判断されやすく、投稿やリンク先を閲覧してもらいやすい傾向にあります。

さらに、フォロワー数が多ければ純粋に発信した内容を多くの人に見てもらいやすく、拡散力も強くなるでしょう。

安価で購入できる

Instagramのアカウントのみを購入する場合、Webサイトを購入するのと比較すると費用が安く抑えられる傾向にあります。

アカウントではなく、フォロワーを購入する場合には1人あたり0.5円程度といわれており、そのような費用の安さもInstagramのアカウントを購入するメリットのひとつです。

Webサイトほどの費用をかけず、短時間で実用性のあるアカウントにできることから、需要があると考えられます。

Instagramのアカウントやフォロワーを購入するデメリット

Instagramのアカウントを購入するメリットがある一方で、注意しなければならないのはデメリットです。ここからは、Instagramのアカウントやフォロワーを購入することのデメリットや、想定されるリスクについて紹介します。

アカウント凍結の可能性がある

Instagramのアカウントやフォロワーの売買は、上述のとおり規約で禁止されています。

先述したとおり、購入や譲渡したことが判明した場合、アカウントを凍結されてしまう可能性があることが、アカウントやフォロワーを購入するデメリットのひとつです。

また、購入したフォロワーが偽アカウントばかりになっているケースでは、偽アカウントが凍結されることによってフォロワーが減ってしまう可能性もあります。

フォロワーを購入したことがばれる

信用できないフォロワーが多ければ、アカウントやフォロワーを購入していることがアカウントの発信を見ているフォロワーにばれてしまう可能性があります。

フォロワーのアカウントが偽アカウントばかりになっていることが表出すれば、アカウントが凍結されなくてもユーザーの信用度は下がってしまうでしょう。

たとえば、日本のアカウントにもかかわらず海外のフォロワーが異常に多い、フォロワーがほとんど投稿のない偽アカウントが多いようなケースです。

このようなアカウントを運営していることが広まれば、結果的にアカウントで取り扱っている商材などの信用度も失う恐れがあります。

結果的に新規フォロワーの獲得が思うようにいかなくなるリスクがあるため、購入にはデメリットがあることも把握しておかなければなりません。

バッジを剥奪される可能性がある

Instagramには、公式アカウントであることを示す「認証バッジ」と呼ばれるものがあります。

認証バッジは自分で設定できるものではなく、Instagramの運営に申請し、アカウントが要件を満たしている場合のみ付与されるものです。

そのため、公式認証バッジが付与されているアカウントは、より信頼度が高いと認識されます。

ただし、認証バッジの譲渡や売買も禁止されているため、購入したとしても剥奪される可能性があるという点に注意が必要です。

Instagramのアカウントを購入する際のポイント

規約で禁じられているInstagramのアカウント購入ですが、購入する場合にはどのような点に注意すれば良いのでしょうか。

ここからは、Instagramのアカウントを購入する際の注意点や、アカウント選びのポイントについて紹介します。

※なお、本記事はアカウントの売買を推奨するものではありません。事業譲渡の際に「アカウントも譲り受ける」といったケースを想定したものです。

成果に繋がるアカウントを選ぶ

M&Aや事業譲渡などでWebサイトやECサイトなどを購入するのと同時に、Instagramのアカウントを譲り受ける場合、成果につながるアカウントか否かを見極めることが大切です。

もちろんInstagramのアカウントだけでなく、購入するサイトが事業として成立するか、収益が見込めるかを判断する必要があります。

事業としてサイト購入を判断する際の比較ポイントとしてInstagramのアカウントを見極めるのであれば、成果に繋がりやすいものを選んだ方が良いでしょう。

たとえば、日本人のフォロワーが多いアカウントであるか、フォロワーは稼働しているユーザーが多いか、など信用性の高いアカウントを選ぶことが重要です。

とくに、フォロワーが外国人ばかりのアカウントは、購入を疑われてしまう可能性が高く、稼働しているアカウントが少ないことから事業としての運用にも適していません。

用途やアカウントの方向性などを含め、WebサイトやECサイトを購入する際の判断基準として活用すると良いでしょう。

M&Aプラットフォームを利用する

Instagramのアカウント売買を取り扱っているプラットフォームは多くあります。

そのような中で、事業の一部としてアカウントも譲り受けるのであれば、ECサイトやWebサイトの売買仲介をしているM&Aプラットフォームの利用がおすすめです。

仲介業者を挟むことで契約の不備や認識違いによるトラブルなどを抑止できるため、安心して取引を進めることができます。

プラットフォームの利用を検討するのであれば、ぜひ「M&A-WEB(エムエーウェブ)」をご活用くださいM&A-WEBであれば、個人間だけでなく個人対企業や、企業間の取引も取り扱っており、効率的なマッチングと丁寧なサポートが魅力です。

契約の締結やサイトの引っ越しなどもサポートしており、サイト売買初心者の方でもスムーズに売買できます。

「Instagramのアカウントごと事業を買収したい」など、WebサイトやECサイトを含めた取引に、M&A-WEBの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

Instagramのアカウントやフォロワーのみの譲渡および購入は、規約で禁止されているものです。購入後にアカウントを凍結されて使用できなくなるリスクをともなっているため、売買は慎重に判断しなければなりません。

事業買収などでInstagramのアカウントを譲り受ける場合には、アカウントの収益性やフォロワーの質なども見極めたうえで検討することが大切です。