韓国からネットショップの仕入れをする方法!メリットや成功ポイント

ネットショップを運営するにあたり、商品の仕入先はじっくり検討すべきです。国内で人気の高い韓国商品を扱いたい場合、韓国からの仕入れを考えている方は多いのではないでしょうか。 今回は韓国から仕入れをするメリット、仕入れ方法とおすすめのサイトも紹介するとともに、韓国からの仕入れを成功させるコツも解説します。

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ネットショップで韓国商品を仕入れするメリット

 

海外から商品を仕入れるにあたり、韓国がおすすめの理由は以下3つです。

日本国内で韓国商品の人気が高い

日本では2000年代に大きな韓流ブームが起きて以来、韓国文化が根強い人気を誇っています。いまは10~20代の若者を中心に韓国が人気です。

2020年には新型コロナウイルスの流行により在宅時間が大幅に増え、第4次韓流ブームが起こりました。韓国ドラマや映画、音楽のほか韓国グルメの人気も続いています。

ファッションやメイク、グルメにアイドルなど韓国文化の勢いは凄まじく、今後もしばらくは韓国人気が続きそうな予感です。

安く商材を仕入れられる

韓国の物価は上昇が続いていますが、日本と比べて安いものも多く、製造コストも比較的低いため、商品を安く仕入れられる傾向にあります。ネットショップ運営において商品を安く仕入れることはとても重要なポイントです。安く仕入れ、日本の相場価格で商品を売れば当然利益も出やすくなります。

商品によりますが、国内での仕入れ価格と比べて1/3~1/2程度に抑えられることもあります。

商材の種類が多い

韓国にはトレンドに敏感な人が多く、新たな流行が生まれるのに合わせて新しい商品がどんどん登場します。そのため商材の種類はとても多いです。

日本にはない個性的なデザインの商品を自身のネットショップで販売すれば、ほかのショップにはない個性を出すこともできるでしょう。

ネットショップで韓国商品の仕入れを行う方法3つ

 

続いては韓国の商品を仕入れる3つの方法を解説します。それぞれに良い点があるので自分に合う手段で仕入れを行いましょう。

現地で商品を買い付ける

まずは韓国で直接商品を買い付ける方法です。韓国には「南大門市場」と「東大門市場」という二大卸問屋街と呼ばれる市場があるので、足を運んでみましょう。

南大門市場には40代以上向けの問屋が並び、商材としてはアクセサリーや雑貨が多めです。東大門市場は10~20代向けのアパレルを取り扱う問屋が多く立ち並びます。

現地で開催されている展示会に参加し、韓国メーカーとのつながりをつくるのもおすすめです。事前登録が必要な場合もあるためあらかじめ確認しておきましょう。

国内の展示会に参加する

日本国内で開催される展示会にも、韓国の卸業者やメーカーが参加することがあります。現地へ足を運ぶ時間がない方は国内の展示会にも目を向けてみましょう。

展示会の情報は、JETRO(日本貿易振興機構)やKOTRA(大韓貿易投資振興公社)のWebサイトで確認することができます。

なお、国内の展示会に参加する場合、事前登録はほぼ必須です。中にはオンラインで開催されるものもあるため、まずは前述したWebサイトに目を通してみてください。

ネットサイトで購入する

国内や韓国で運営されている仕入れサイトを利用し、韓国商品を購入する方法もあります。渡航費やアテンドに支払う人件費を削減できるため、仕入れにかかる費用を大幅に抑えられるのがメリットです。

ただし、韓国や中国の仕入れサイトで商品を購入する場合は輸入扱いになり、送料が高くなる点に注意しましょう。関税がかかる可能性もあります。

とはいえ、国内のサイトより韓国のサイトを利用して仕入れるほうが商品の種類、数ともに多くなるのは事実です。国内にはない商品を購入できることもあるためほかのネットショップとの差別化も図れるでしょう。

ネットショップの韓国仕入れにおすすめのサイト

 

続いては、韓国商品の仕入れに役立つおすすめサイトを紹介します。

NETSEA(ネッシー)

アパレルから雑貨、インテリア、食品までさまざまなジャンルの商材を購入できる国内の仕入れサイトです。商品名や「韓国」というワードで検索をかけると韓国商品を探すことができます。

国内メーカーが扱う韓国商品を購入することになるため、韓国で業者から購入する場合と比べると商品価格は高めです。

とはいえ、仕入れが目的の会員は登録費と月会費が無料になります。取引をすべて日本語で行えるのは安心でしょう。また、開業前にも利用できるため市場調査に活用できます。

デメリットとしては国内最大級のサイトのため、ほかのネットショップと商品が被るおそれがあります。

BUYON(バイオン)

アパレル商品をメインに取り扱う韓国の仕入れサイトです。東大門総合市場にある卸問屋が4,300社以上も出店するサイトで、商品数は実に50万点にのぼります。

東大門市場の商品はトレンドの変化により頻繁に入れ替わるため、こまめにチェックすれば豊富な種類の商品を購入できるでしょう。なお利用には入会審査をクリアする必要があり、月額の利用料も発生します。

Qoo10(キューテン)

韓国のECモールです。出品手数料が安いため、販売されている商品の価格は総じて安い傾向にあります。頻繁に発行されるクーポンを活用すれば、商品の購入価格をもっと安く抑えることも可能です。

仕入れサイトではなくECサイトのため、気になる商品を1点から購入できるのはうれしいポイントではないでしょうか。取り扱いが多い商品ジャンルはアパレルやコスメ、雑貨です。日本語で利用できるためスムーズな商品購入が叶うでしょう。

アリババ

中国が運営する仕入れサイトです。韓国で販売されている商材は中国製のものも多いため、アリババで購入できる場合があります。

会員登録は無料なのでサイトの利用自体には費用はかかりません。ただし商品のクオリティにはばらつきがあり、手元に届いた商品の検品には時間をかけたほうが良いでしょう。代行業者に依頼をし、事前検品を行えば安心です。

また、サイトの言語は日本語に対応していません。サイトの利用時や商品に関する交渉などのやり取りをする際には、翻訳が必要な点も把握しておきましょう。

ネットショップで韓国仕入れを成功させるコツ

 

商品を仕入れるにあたり、なるべく失敗は避けたいものです。最後に韓国商品の仕入れを成功させるコツを3つまとめました。

ニーズの高い商材を見極める

韓国商品だというだけでどんな商品も売れるわけではありません。日本でいま人気がある商品やこれからニーズが高まりそうな商品を見極め、厳選してから仕入れを行うようにしましょう。

国内で安定した人気を誇っているジャンルはアパレル、コスメです。特に日本未発売の商品は注目を集めやすいでしょう。

また、仕入れのタイミングにも注意が必要です。いま流行中だからと仕入れると、ネットショップで販売するころには流行が過ぎているおそれもあります。流行の入れ替わりが激しい商品や、季節ものの取り扱いには気をつけましょう。

在庫過多を防ぐために無在庫販売を活用する

商品を仕入れる際は購入する量が多いほど単価が安くなる傾向にあります。得だからとつい大量に購入してしまいがちですが、売り切らないと在庫過多になり損益が出れば本末転倒です。

特に、ネットショップ運営初心者のうちは最適な仕入れ数もわからないでしょう。まずは在庫をもたずに商品の販売を行う、無在庫販売から始めてみてはいかがでしょうか。

これはネットショップに注文が入ってから商品を仕入れ、購入者へ発送の手配をする販売方法です。購入者の注文から商品の発送まで時間がかかってしまうのはデメリットですが、販売時にあらかじめその旨を案内しておけばトラブルも避けられるでしょう。

サイトM&Aを利用する

ネットショップを始めるとなったら、基本的には自分で一からサイトを構築していくことになります。構築には手間がかかり、そこから収益化を達成するまでには膨大な時間がかかるでしょう。

すでに運営されており、顧客のいるサイトを購入する「サイトM&A」を活用すれば、スムーズにネットショップ運営を軌道に乗せることができます。

サイトM&Aに興味があれば、WebメディアやWebサービスを売りたい人と買いたい人のマッチングが叶うM&Aプラットフォーム「M&A-WEB」をご利用ください。

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まとめ

日本における韓国商品の人気は、今後も長らく続くことが予想されます。直接現地へ足を運ぶか、仕入れサイトやECサイトから商品を購入するか、自分のやりやすい方法で気になる商品を仕入れてみてはいかがでしょうか。

在庫管理や商品の見極めには慣れが必要です。一からネットショップを構築し、軌道に乗せるのは大変ですので、サイトM&Aの利用も検討しながら利益を生むネットショップ運営を目指してみてください。