noteで販売できるものとは?
まずはnoteで販売できるコンテンツを整理しましょう。主に以下4つのカテゴリーにわけられます。この項目ではそれぞれの特徴をします。
・有料コンテンツ
・有料マガジンや定期購読マガジン
・自社商品、オリジナル商品
・その他収益が得られるもの
有料コンテンツ
noteでは、自身で書いた記事やコラムを有料で販売できます。自身で書いた記事に好きな料金を設定できるため、自由度が高くユーザーのニーズを上手くつかめれば収益化も可能です。
また、記事以外にも有料コンテンツとして画像や音声も販売できるため、利用目的に応じた使い分けができます。
有料マガジンや定期購読マガジン
『有料マガジン』機能では、雑誌のように複数の記事をまとめて販売が可能です。この場合も料金を自由に設定できます。
ただ複数の記事をまとめて販売する場合は、単品記事の合計額より安くすることで購入にいたる可能性の向上が見込めるでしょう。具体的には次のようなケースです。
例:1記事500円で販売している場合
・単品を4回購入:500×4=2,000円
・4記事まとめて購入:1,800円
有料マガジンでの販売数が増えれば、まとまった収益が見込めるのはもちろんのこと、読了率が低い記事と高い記事をセットで販売できます。
また、有料マガジンのほかに、サブスクを活用した『定期購読マガジン』といった販売方法もあります。
ただし、利用にはプレミアム会員に登録してnoteの審査に通ることが条件です。その後も申請した回数の記事を毎月執筆する必要があります。
コンスタントに記事を投稿するのが少々手間かもしれませんが、購読者数が増加すれば安定した収益を見込めます。
自社商品・オリジナル商品
『ストア機能』では、noteを利用することで対象となるECサイト上の商品を連携できます。この機能を使うと、自社製品などの商品販売ページを記事内に埋め込めるほか、商品一覧も掲載できます。
これにより、記事と関連した商品の販売促進が期待できるでしょう。なお、対象となるECサイトはSTORES、minne、BASE、iichi、MUUUU、EC-CUBEの6つとなります。
その他収益が得られるもの
先述した機能以外にも、noteで収益化できる方法が3つ存在します。
・クリエイターサポート
・サークル
・Amazonアフィリエイト広告の掲載
まず、『クリエイターサポート』とはいわゆる投げ銭システムのことで、コンテンツに対して読者が金銭を送金し、クリエイターが受け取れる仕組みを指します。ただし、クリエイターサポートはユーザーの善意で行われるため、どれだけ収益が発生するか予測できない点に注意が必要です。
ほかには、月額会費制でオンラインサロンのようなコミュニティを作れる『サークル』という機能もあります。
ユーザーが月額で支援するシステムを採用していることから、定期的に発信するコンテンツがなくても収益化ができる点が大きなメリットです。
なお、サークルを開始するにはnoteの審査を通る必要があります。また、記事にAmazonアフィリエイト広告の掲載をすることで収益化する方法もあり、ブログと同じように自身のnoteのページがAmazonアソシエイトの審査に通ることで利用可能です。
【流れ】noteで有料コンテンツを販売する方法
noteで販売できるコンテンツについて理解したところで、実際にコンテンツを販売するまでの流れについてみていきましょう。
1.アカウント作成
Webページまたはアプリからnoteを開き、ID、メールアドレス、パスワードの設定をするだけで簡単にアカウントが作成できます。
無料会員でもコンテンツの有料化は可能です。一定期間は無料会員を利用して、満足できるプレミアム会員を検討する方は少なくありません。
プレミアム会員で利用できる機能として、定期購読マガジン機能、予約投稿、数量限定販売、販売価格上限50,000円などが挙げられます。
2.記事の執筆
アカウントの作成ができたら、販売するコンテンツとなる記事の執筆を行っていきます。収益化を目指す場合は、ノウハウや体験談など読者にとって「有益である」と感じてもらえる記事を執筆することが大切です。
また、漫画や小説といったシリーズものは長く投稿し続けられるコンテンツとして一定の人気があります。
3.料金設定
次に販売設定画面で有料を選択したうえで、記事の料金を入力します。(無料会員では100~10,000円、プレミアム会員の場合は上限が50,000円)
料金相場は有料記事の90%は500円未満といった調査結果があります。そのため、相場を考慮しつつ、まずは安い値段から始めてみるといいでしょう。
読者が購入したコンテンツに満足できなかった場合に返金申請が受けられる設定もあるため、購入者とのトラブルを回避しやすくなっています。
なお、無料だと誰でもダウンロードできる音声データは、有料記事では購入者のみがダウンロード可能です。
4.有料範囲の設定
先ほどの料金設定で有料を選択したからといって、記事全体が有料になるわけではありません。
noteでは、記事本文のどの部分から有料にするのかといったラインを自身で設定できます。
読者に購入してもらうためには、有料部分にいくまえにどれだけ興味を持たせられるか、読みたいと思ってもらえるかが重要となるでしょう。
noteでの販売を成功させる2つのコツ
自身のコンテンツをnoteに販売して収益化させるには2つのコツがあります。これらを紹介していきます。
コツ1.口コミの活用
noteに投稿した有料記事や商品を購入してもらうためには、良い口コミや評判をもらうことが大事です。
有料記事は購入しなければ読めないため、実際に購入した人の感想が判断材料となります。
これにより、良い口コミがあればあるほど、その有料記事がどれだけの人に支持され、価値のあるコンテンツかをアピールできます。
口コミの活用に効果的なのがTwitterです。SNSの中でもリツイート機能があるtwitterは拡散されやすく、noteに誘導できる可能性が高くなります。
もしまだTwitterアカウントを持っていない、放置しているといった場合は積極的に活用していきましょう。
コツ2.SNSやブログを活用
noteで収益化を実現するためには集客が重要であり、SNSやブログからnoteに誘導する方法も有効です。中でもnoteと相性が良いのが、先にも述べたTwitterです。
フォロワー向けに新しい記事をアピールする場として利用できるほか、その記事に関する投稿もできます。
また、戦略のひとつにTwitterでフォロワーを増やした後、定期購読マガジンの販売をすることも挙げられます。
定期購読マガジンの購入者が増えれば安定した収益を得られるだけでなく、コアなファンの増加に繋がることから将来的に強固なコミュニティを目指していくことも効果的であるといえます。
まとめ
今回の記事ではnoteで販売できるコンテンツや販売方法について、お伝えしました。
noteで収益化を実現させるためには、コンテンツの内容を充実させるだけでなく、note独自の機能を十分に活用することが大切です。
また、長期的に投稿し続けられるコンテンツにすることやファンを集めることも、noteで安定して稼ぎ続けるために必要でしょう。
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