スモールビジネスを始めたい!アイデアの出し方や成功事例を紹介

自分でビジネスを始めたいと思ったら、なによりまずどうやってお金を稼ぐか考えなければなりません。とはいえ、アイデアの出し方がわからない、良いアイデアが思いつかない人もいるでしょう。 この記事ではスモールビジネス向きの職業を、4つのジャンルに分けて紹介します。成功事例やアイデア出しのコツも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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スモールビジネスを始める4つのアイデア

どんな職業でスモールビジネスを立ち上げるか迷った場合は、自分の知識やスキルを活かせる職業を洗い出すことをおすすめします。

ここでは、自分に適した職業を洗い出し、スモールビジネスを始めるために4つのアイデアを紹介します。

自分のスキルを提供する

いまあるスキルをそのまま活かして、ビジネスを始めるメリットはたくさんあります。なにより、新たな分野について一から勉強する必要がありません。

開業してすぐに質の高い商品やサービスを提供しやすいので、ビジネスが軌道に乗るまでの期間も短くなりやすいでしょう。以下、スキルを活かせるスモールビジネスのアイデアをまとめました。

・ハンドメイド作品の販売

手作りアクセサリーにインテリア雑貨など、自作の商品をネットショップやフリマアプリで販売して収入を得ます。

・イラストレーター

クライアントが求めるイラストを描いて収入を得る職業です。パソコンやタブレット端末、絵を描くソフトがあればすぐに始められます。

・写真撮影

クライアントの要望に合う写真を撮影する仕事です。撮影した写真を素材サイトに投稿し、不特定多数のユーザーに購入してもらう方法もあります。

・パーソナルトレーナー

個人と契約し、健康な体づくりのためのトレーニング方法や、食事に関するアドバイスをする職業です。健康に関する分野は、一定以上の需要を見込めるため、収益の安定化を目指せます。

・オンライン教師

知識がある分野の授業を開催し、生徒を募って収入を得ます。外国人をターゲットに日本語教室を開くのもおすすめです。

飲食業を始める

料理が得意、お菓子づくりが趣味なら、飲食業を始めてみてはいかがでしょうか。とくに調理師免許を持っているなら、そのスキルを活かすのもひとつの手です。

コロナ禍の影響もあり、多くの飲食店がテイクアウトを始め、近頃はキッチンカーの需要も高まっています。事前に食品営業許可の届出を出せば、誰でも未経験から飲食業を始めることが可能です。実店舗での開業はもちろん、キッチンカーでの開業も可能な飲食業は以下のとおりです。

・カフェ

コーヒーや紅茶などのドリンクをキッチンカーで販売すれば、いつでもカフェを開けます。キッチンカーであれば、店舗をかまえずにカフェを経営できます。

・アイスクリーム屋

アイスクリームもキッチンカー向きの食べ物です。バニラやチョコレートなどの定番の味はもちろん、珍しい味のアイスを販売してみるとほかのお店と差別化できます。冬にはどうしても需要が低下するので、別の食べ物の販売も検討しておきましょう。

・クレープ屋

人気の高いスイーツであるクレープも比較的簡単に作れます。可愛いキッチンカーでクレープを売れば、家族連れやSNS映えを狙う女性からの人気を集められるかもしれません。惣菜系クレープも販売すれば、甘いものが苦手な人もターゲットにできます。

代行やレンタルを始める

忙しい人をサポートする代行サービスも、すぐに始められるスモールビジネスのアイデアです。すぐに始められるため、初期費用があまりかからない点も特徴です。

・家事代行

ひととおりの家事がこなせる人なら誰でもできる仕事です。主婦が副業として始めるのにも最適ではないでしょうか。依頼される内容は料理の作り置き、キッチンをはじめとする水回りの掃除、洗濯など多岐にわたります。

・万屋

いわゆる「なんでも屋」です。上記の家事代行に加えて、庭の草むしり、家具の移動にハチの巣の除去など、文字どおり何でもこなす仕事人のことを指します。

・ベビーシッター

一時的に赤ちゃんの世話を代行する仕事です。親御さんに代わって赤ちゃんの世話をする責任は大きいものの、子ども好きな人なら楽しく働けます。

・ペットシッター

家を空ける飼い主に代わって、一時的にペットの世話をする仕事です。依頼内容は散歩や餌やり、遊び相手などになります。動物が好きな人なら、仕事をしながら動物と充実した時間を過ごせるでしょう。

・個人間カーシェアリング

自分が所有する車を他人にレンタルするサービスです。自分が車を使わない時間帯を活用できます。週末しか車に乗らないような人なら、車を有効活用して収益をあげてみてはいかがでしょうか。

在宅ワークをする

気軽にスモールビジネスを始めたいなら、在宅ワークもおすすめです。パソコン一台あれば始められるため、すぐにでも収入獲得を狙えます。副業として始められる仕事もあるので、本業と並行して始めてみるのも良いです。

・Webライター

記事を書いて生計を立てる職業です。Webメディアやブログなどに掲載される記事を書きます。クライアントの要望を正しく理解し、ある程度の品質の記事が書けるなら、誰でも挑戦できる職業だといえます。

・Webデザイナー

Webサイトのデザインを作る職業です。Webサイトを見やすく、使いやすいデザインにできる技術、色に関する知識、そしてセンスが問われます。クラウドソーシングにもWebデザインの依頼が複数あるので、依頼内容に一度目を通してみてはいかがでしょうか。

・アフィリエイトサイトの運営

自身が運営するWebサイトやブログにアフィリエイト広告を貼り、収益を得る方法です。有益なコンテンツを継続的に発信し続けることで収入を得続けることができます。

・YouTuber

スマートフォンやビデオカメラで撮影した動画をYouTubeに投稿し、広告収入を得ます。いまや職業のひとつとして確立されたといって差し支えないでしょう。ユーザーを引きつける動画を作成するにはセンスとアイデアが必要になります。

成功事例からアイデアを盗む!スモールビジネス成功事例

世間には、スモールビジネスから始まって有名になった成功事例がたくさんあります。3つの事例をまとめました。

価格.com

ネットで家電について調べていて、価格.comのページにたどり着いたことのある方は多いでしょう。家電製品の価格やレビューを一覧で見られるサイト、価格.comは、もともとサラリーマンの副業から始まりました。

運営側の収益源となっているのは、価格.comを経由して家電製品が購入されたときの手数料や広告料です。多くのユーザーに見られているサイトであるため、家電を販売する店舗側が自ら商品の価格を登録することもあります。

無料シャトルバスサービス

海外には都市部と海岸を無料でつなぐ、シャトルバスのサービスがあります。こちらもスモールビジネスから拡大した事業です。ユーザーは車を使わず目的地まで移動できるため、エコ意識の高い人たちからも人気を集めています。

収益源は車内にたくさん貼られた広告です。エコをアピールしたい大手企業も広告出稿するほど、メジャーなサービスとして確立されています。

Google認定フォトグラファー

Googleストリートビューといえば、世界中のどこでも写真で見ることができるサービスです。以前は屋外のみ見られましたが、少しずつ屋内の様子も写真で見られるようにアップデートされているのをご存じでしょうか。

施設の屋内を撮影するのは「Google認定フォトグラファー」です。彼らは屋内の360°写真を撮影し、ストリートビューに登録することを許可されています。

Googleに認定されるまでの手順は以下のとおりです。

1.観光地の写真を360°カメラで撮影し、ガイドラインに沿ってモザイクなどの編集をしてから投稿する。

2.Googleによるクオリティチェックをクリアすれば、ストリートビューに投稿される。

3.1~2の手順を50回以上こなせば、Google認定フォトグラファーとしての資格を得られる。

Google認定フォトグラファーの情報は、Googleの公式サイトに掲載されます。施設の屋内写真を撮影したいクライアントは、サイト経由で認定フォトグラファーに撮影を依頼することが可能です。

なお、撮影料は自分で決められます。Googleに対して手数料を支払う仕組みでもないため、技術さえあればまとまった収入を得ることを期待できます。

自分に合うスモールビジネスのアイデアを出すコツ

ここまで数多くのスモールビジネスのアイデアを出してきましたが、ピンとくるものはあったでしょうか。ここでは、自分に合うアイデアを出すコツを解説します。

自分のスキルや経験を再確認する

スモールビジネスを始めるなら、いまあるスキルを活かさない手はありません。自身の経験や知識を活かせる分野から、アイデアを出してみましょう。

知らない分野のことを一から学ぶのは多くの時間を要するため、ビジネスとして始めるには時間がかかります。自分の持っているスキルやこれまでの経験を活用できれば、最初から有利に立ち回れます。

あわせて、世間の流行やニーズに合致するビジネスを始められれば、爆発的なヒットを生み出すことも可能です。しかし、流行が過ぎれば廃れていく可能性もあるため、前もって対策をきちんと練っておきましょう。

やりがいが感じられるものにする

スモールビジネスはコツコツと継続的に行うことで、大きな収益を得る道筋を立てることができます。スモールビジネスに限らず、何事にも続けるためにはやりがいが必要です。

ビジネスが軌道に乗るまでの期間などに楽しく作業にあたるためにも、モチベーションを保てる仕事を選ぶことが重要です。

いま興味がある分野や、楽しく取り組めそうだと思うアイデアを複数挙げ、やりがいを感じられそうなものを選ぶようにしましょう。

まとめ

いまからスモールビジネスを始めるなら、大きな利益を得ることを目標にしてみてください。スモールビジネスから有名になったビジネスはたくさんあります。

どのような職業でスモールビジネスを始めるか迷ったら、まずは自分の知識やスキルを活かす方向で考えてみてはいかがでしょうか。なにも思いつかないときは、すでに収益化しているサイトを購入する手もあります。M&A-WEBでは、個人・法人問わず、既存のサイトのM&Aを行っています。初心者でも安心して取引ができるよう、丁寧なサポートがついていますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。