ドメイン取得にかかる費用とは?ドメイン取得のメリットも解説

サイト構築を行う際に、独自のドメインを取得しておくほうが良いと聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。しかし、独自ドメインを取得するには、少なからず費用が発生します。 この記事では、ドメイン取得に関する費用の解説をはじめ、取得するメリット、取得する方法を紹介します。

この記事は約7分で読み終わります。

ドメイン取得にかかる費用とは?

ドメインを取得するには、費用が発生することがあります。まずは、気になるドメインを取得する際にかかる費用の内訳や、ドメインの種類を見ていきましょう。

ドメイン取得の費用は業者やドメインによって異なる

ドメインには「.com」や「.jp」「.net」など、さまざまな種類が存在します。どのドメインを選ぶかによって費用が異なります。

取得する際には、ドメインサービスを利用して手続きを行います。ドメイン同様、ドメインを提供しているドメインサービスも数多く存在し、ドメインの取得費用はサービスによって異なるため、一律で決まっているわけではありません。

ドメイン取得の費用は3種類ある

ドメインの取得にかかる費用の内訳は、大きく分けて3種類あります。それぞれの項目を見ていきましょう。

ドメイン取得費

ドメイン取得費とは、ドメインを新たに取得する際に払う費用のことです。取得手続きの際に、一度だけ支払います。

費用はドメインの種類やサービスによって異なり、トップレベルドメインと呼ばれている「.com」や「.net」で約2,000円、国コードトップレベルドメインと呼ばれる「.jp」では、約5,000~10,000円が相場です。

ドメイン更新費

ドメイン更新費とは、年単位で支払う費用のことです。ドメインは一度取得すればずっと使い続けられるわけではなく、所有権の更新をしなければなりません。

ドメイン更新費も取得費と同じく、ドメインサービスとドメインの種類によって異なり、費用相場も取得費と同じ程度の費用がかかります。

ドメイン移管費

ドメイン移管費は、ドメインサービスを乗り換えるときのみ発生する費用です。ドメインサービスを途中で変えない限り、この費用は発生しません。

ドメイン移管費は、乗り換え先のドメインサービスに支払います。移管費には、1年間の利用料が含まれているため、移管した年は、別途費用が発生することはありません。移管費の相場は、約1,000~2,000円程度です。

ドメイン取得の費用は割引になることもある

ドメインを取得するには費用がかかることを紹介しましたが、ドメインサービスによっては、ドメイン取得費の割引キャンペーンを実施していることがあります。

キャンペーン時にドメインを取得すれば、ドメイン取得費が安くなったり、無料になったりする場合があるので、定期的にチェックしておくと良いでしょう。

また、取得時に複数年の契約を結ぶことで、費用が安くなる場合もあります。ドメイン取得にできるだけ費用をかけたくないと考えている人は、割引キャンペーンや各種割引の条件などを調べて、ドメインサービスを選ぶのもおすすめです。

有料でもドメイン取得するメリットって?

割引キャンペーンなどを上手く利用したとしても、有料のドメインを取得すると費用が発生します。多くの人がお金を払って有料ドメインを取得するのには、いくつかのメリットがあるからです。

ここからは、ドメインを取得するメリットについて紹介します。

信頼性が得られる

有料ドメインを取得する大きなメリットとして、信頼性が得られることが挙げられます。とくに、事業に関連するサイトの場合、その効果は顕著に現れるでしょう。

フリードメインの場合は、サービスの会社名がドメインに入っていることが多く、自社のイメージが薄くなりユーザーからの信頼を得にくいおそれがあります。

独自ドメインを考える際は、ひと目でどのようなサイトかわかるようなドメインを取得すると、ユーザーに信頼されやすいでしょう。

SEO効果が出やすい

検索エンジン最適化とも呼ばれるSEOは、ドメインにも関係しています。同じドメインを長期間利用することで、検索エンジンの評価が蓄積され、SEO効果が高くなるからです。

フリードメインの場合は、提供会社がサービスを止めてしまうなど、予期せぬ理由で使えなくなる可能性や、ドメインが変更される可能性があります。

新たにドメインを取得するとなれば、それまでに得た検索エンジンの評価はなくなり、また一からSEO対策を講じなければなりません。

独自ドメインであれば、ずっと使い続けることができ、使い続けている限り検索エンジンの評価情報がリセットされることはありません。

覚えてもらいやすい

独自ドメインは、自分で自由に決められるため、フリードメインに比べサイトの内容をドメインで表しやすくなります。

さらに、独自ドメインはフリードメインよりも簡潔で短くできるため、URLを覚えてもらいやすくなるでしょう。

3つのドメイン取得方法

ドメインの取得方法は、大きく分けて3つあります。それぞれの取得方法を見ていきましょう。

有料で取得する

ドメインを取得する際、有料でドメインを取得すれば、先述した3つのメリットを得られます。有料で取得するドメインは「独自ドメイン」と呼ばれており、自由に文字列を設定できるのが大きな魅力です。

有料のドメインは、ドメインサービスを展開しているサイトから購入できます。国内で有料ドメインサービスを展開している会社は、以下のとおりです。

お名前.com

エックスドメイン

ムームードメイン

名づけてネット

スタードメイン

ドメインキング

料金設定は各社で異なります。キャンペーンの実施時期によっても費用が異なるため、どこでドメインを取得するかをタイミングも考慮して選ぶと良いでしょう。

また、費用の安さだけでなく、付帯サービスや使いやすさなども調べてから取得することをおすすめします。

無料で取得する

独自ドメインでも、無料で取得できるものがあります。これは、「ロリポップ」などレンタルサーバーサービスを展開している会社から、サーバーを借りる際の特典を利用して取得する方法です。

独自ドメインの取得自体は無料でも、更新費が高くなっていたり、更新契約期間に縛りがあったりする可能性もあるため、無料取得の条件をしっかり確認してから契約するようにしましょう。

また、主に海外向けに展開している「Dynamic DO!.jp」や「Dot TK」を利用して、無料で独自ドメインを取得する方法もあります。

しかし、こちらに関しても利用条件が定められているので、よく調べて理解してから契約することが大切です。

中古を取得する

ドメインを取得する方法の中には、過去に誰かが使用していたドメインを購入する手もあります。新しく取得するドメインではないことから「中古ドメイン」と呼ばれることも多いです。

長く使用されてきていたドメインなどは、検索エンジンの評価が蓄積されており、新たにドメインを取得するよりもSEOが優位な状態でサイトをスタートさせることができます。

また、中古ドメインは、ほしいドメインがすでに誰かに使われていた場合も有効です。中古ドメインを探せば、ほしかったドメインが見つかる場合があります。

中古ドメインを検討するなら、個人でも企業でも中古ドメインを購入しやすいM&Aの利用がおすすめです。

M&A-WEBなら、さまざまなカテゴリーの中古ドメインが販売されており、自社にあったドメインを探すことができます。

また、はじめてのM&Aでも、簡単にオンラインで売買が完結するサポート体制が整っているため、安心してご利用いただけます。

まとめ

ドメインの取得には、さまざまな費用が発生しますが、ドメインサービスやドメインの種類によっては、費用を抑えることができます。

しかし、ドメインはSEOとも密接に関係しているため、サイト運用開始時から周りと差をつけるために、中古ドメインも検討してみると良いでしょう。中古ドメインの取得をご検討の際には、初心者でも安心して取引ができるM&A-WEBを、ぜひご利用ください。